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小学生を対象として、人権擁護委員と一緒に花を育てる活動です。
みんなで協力しながら花を育てる活動を通して、子どもたちの「命を大切にする心」「やさしい思いやりの心」などを、育んでもらうことを目的に実施しています。
ひまわりの種をまくところから始めて、芽が出たら花壇に植え替えを行い、支柱を立てます。
満開の花を観察した後は、枯れたひまわりの花から種を取り出します。
人権擁護委員による、人権に関する授業『人権教室』も行っています。
(令和7年度 水城西小学校、太宰府特別支援学校で咲いた満開のひまわり)
福岡県では、人権の花を『ひまわり』としています。
ひまわりが選ばれた理由は?
ひまわりの花言葉が「あなただけをみつめる」「あなたはすばらしい」などであり、「人権」のイメージに合うことや、子どもの心身の成長が、太陽に向かって成長するひまわりと合致するからです。
・水城西小学校3年生
・福岡県立太宰府特別支援学校 小学部2年生
人権擁護委員、子どもたち、担当の先生方を中心に活動を行いました。
まず人権擁護委員から、これから育てるひまわりのこと、種まきの仕方について説明がありました。
皆さんしっかり聞いていました。さぁ、種まき!
ポリポットに土を入れ、指で穴をあけたら、種を2粒ほどまきます。
あまり深く埋めすぎないように気をつけながら、土をかぶせます。
芽が出るのが楽しみです。
人権擁護委員からの説明です。
ポリポットに土を入れます。
教えてもらいながら、種をまきました。
一人ひとりポリポットにまいた種から、かわいい芽が出ました。
やさしくポリポットを外し、花壇に植替えを行います。
土を丁寧にかけて、水やりもしっかり行いました。
植替えの方法を教わっています。
一つひとつ、丁寧に作業します。
やさしく土をかぶせます。
最後に、水やりもしっかり行いました。
茎が伸びて、葉っぱも大きく成長しました。
さらに成長する過程で、雨風の影響で倒れないように支柱を立てて補助します。
茎のそばに支柱を立てて、針金でゆるく結びつけます。
支柱立ての仕方を教わります。
支柱をしっかり差し込みます。
支柱と茎を針金で結んでいきます。
大きな花が咲きそうです。
7月に入り1輪咲き、2輪咲き、あっという間に満開になりました!
みなさんが一生懸命お世話をしてくれたおかげで、ひまわりはきれいに咲きました。
ありがとうございます!
大切に育てる「思いやりの心」が、ひまわりに届いたようですね。
とても大きく、力強く成長しました!
とても大きく成長したひまわりも、夏休みの間に少しずつ枯れ始めました。
花が枯れた後しっかりと乾かし、子どもたちの「思いやりの心」が詰まった種を収穫しました。
それぞれの班に分かれて協力しながら、たくさんの種を頑張って数えました!
ひまわりの花から種を取り出します。
たくさんの種が取り出せました。
みんなで協力して数えていきます。
集中して一生懸命数えることができました。
人権擁護委員による「人権教室」の目的は、人権啓発DVD「プレゼント」を鑑賞し、子どもたちの人権意識を高め、”いじめ”をなくそうとする心構えをつくることです。
同じDVDを観ても、いろいろな意見が出てきます。
共感することもあれば、意見が異なることもあり、一人ひとり、考え方や感じ方は違います。
みんなで、”いじめ”をなくすにはどうしたら良いのか考えました。
困ったときや悩んだとき相談する相手は、保護者や学校の先生だけでなく、人権擁護委員もいます。
手紙や電話、ラインでも相談できるので、相談先を紹介しました。
また、ひまわりを育ててくれたお礼として記念品を贈呈しました。
みんな集中して授業に取り組んでいます。
たくさんの意見が発表されました。
困ったときの相談先を伝えました。
人権について、人権擁護委員と一緒に学ぶことができました。
人権擁護委員がサポートしながら、一緒に種をまく作業を行いました。
バケツに入った土をポリポットに入れて、指で穴をあけて種をまきました。
土をかぶせて、水やりも行いました。

人権擁護委員からの説明です。
上手に種まきができました。
元気に芽が出ました。
ふかふかの土に穴をあけ、花壇に植替えをして、最後に水やりも行いました。
植替えの方法を教わっています。
丁寧に植替えをしていきます。
土に植替をして、ふかふかの土をかぶせます。
最後に、協力して看板を立てました。
しっかり水やりをしてくれているおかげで、ひまわりはすくすく成長しました。
ひまわりが成長する過程で、雨風の影響で倒れないように支柱を立てて補助します。
花が咲く日が楽しみです。
よいしょ!支柱を立てていきます。
やさしく茎を支柱にとめていきます。
人権擁護委員と協力して行いました。
大きくなってね~!
みんなで協力して一生懸命お世話をしてくれたおかげで、ひまわりは成長して、開花しました。
皆さんの大切に育てる「思いやりの心」が、ひまわりに届いたようですね。
こんなに大きくなりました。
立派なひまわりが咲きました。
とても元気に育ちました。
とても大きくて、きれいな花を見せてくれたひまわり。
枯れて、しっかり乾燥させた後、子どもたちの「思いやりの心」が詰まった種を収穫しました。
種を10個ずつ数えて、袋に入れていきます。
袋に詰めることができたら、紙に張っていきました。
またこの種から、大きなひまわりが咲いてくれることでしょう。
種を10個ずつ数えて、袋に入れていきます。
紙に袋を張って、分かりやすく数えました。
たくさんの種が取れました。
まずは、まもるくん人形とあゆみちゃん人形を使って〇×クイズを行いました。
みんな大きな声でクイズに答えていました。
次に簡単なストレッチとして、新聞紙を丸める運動を行いました。
みんなが丸めた新聞紙を集めると…大きなかぶに変身!
絵本の「おおきなかぶ」の読み聞かせを行い、人権擁護委員に続いて子どもたちや先生方も一緒にかぶを引っ張りました。
みんなで楽しんで授業に参加することができました。
最後に、ひまわりを育ててくれたお礼として記念品を贈呈しました。
人権教室が始まります。
〇×クイズの様子です。
絵本の読み聞かせをしていると…
大きな葉っぱが出てきた!引っ張ってみよう!
みんなで力を合わせて、大きなかぶを抜きました。
楽しんで授業に参加できました。
水城西小学校のみなさん、太宰府特別支援学校のみなさん、先生方、たくさんのご協力をありがとうございました。
この活動が、子どもたちの心に「思いやりのあるやさしい心」を育む一助となれば嬉しく思います。
これから成長する過程で、こまったときや、こまっている人を見たとき、今まで学んだことを思い出し「行動のきっかけ」になることを願っています。

人KENまもるくん・人KENあゆみちゃん
こまったとき、なやんだときは親や友達、先生だけでなく、人権擁護委員もいます!
友達や大人に相談したいけど、なんか相談しづらいな、というときは人権擁護委員に相談してください。
電話で相談、手紙で相談、直接会って相談、インターネットで相談など、いろいろな相談方法があります。
詳しくは「人権相談」をご覧ください。