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こころの健康と相談窓口のご案内
誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向けて
自殺は、「さまざまな悩みが原因で、心理的に追い込まれた末の死」です。
誰もが当事者となり得る身近な問題であることを理解し、悩みを抱えた際には、誰かに援助を求めることができるということ、またその援助先を知ることが大切です。
また、孤立・孤独を防ぐことが自殺予防の有効な手段であるため、自分の周りにいるかもしれない悩みを抱えた人の存在に気づき、声をかけ、話に耳を傾ける、周囲の方々の意識も大切です。
自分自身、そして周りの方々のこころのサインに気づいて、みんなで支え合い、「心理的に追い込まれない」社会を目指しましょう。
9月は自殺予防月間です。
自殺予防週間では、電話やSNSによる相談支援体制の拡充や、主にこども・若者に向けて、ポスターや動画による相談の呼びかけなど集中的な啓発活動を実施します。
自殺予防週間に先立ち、こども・若者の自殺防止に向けた取組を強化するため、こども家庭庁、文部科学省、内閣府孤独・孤立対策推進室と連携し、8月1日からこども・若者に向けた集中的な啓発活動を実施しています。
※プレスリリース「9月10日から9月16日は「自殺予防週間」です~関係府省庁等と連携し、さまざまな取組を実施します~」<外部リンク>
※大臣メッセージ(厚生労働大臣、文部科学大臣、こども政策担当大臣、孤独・孤立対策担当大臣連名)<外部リンク>
(参考)政府全体でこども・若者の自殺防止に向けた取組を強化します(8月1日プレスリリース)<外部リンク>
こころの健康相談窓口のご案内
ひとりで抱え込まないで、相談してみませんか?
こころの悩みや経済的な問題、仕事上の問題、人間関係での問題など、さまざまな相談窓口があります。あなたの身近にある相談窓口を紹介していますので、利用してください。
ひとりで悩まないで、まずは相談を
SNSによる相談窓口
Lineやチャットなどで相談ができます。悩みを相談してみませんか。
SNSによる相談窓口一覧(厚生労働省)<外部リンク>
がっこうやいえのことで不安があるこどもも利用できるまどぐちをまとめました
太宰府市の相談窓口
相談内容 | 相談先名称 | 電話番号 | 受付時間 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
こころの相談 | 元気づくり課健康推進係(保健センター) | 092-928-2000 |
平日8時30分~17時 祝日・年末年始を除く 【注意】精神科医との面談を希望の場合は要予約 |
太宰府市五条3-1-1いきいき情報センター1階 |
高齢者の生活に関する相談 | 地域包括支援センター | 092-929-3211 |
平日8時30分~17時 祝日・年末年始を除く |
太宰府市五条3-1-1いきいき情報センター1階 |
生活に困っている方の相談 | 生活支援課生活支援係 | 092-921-2121 |
平日8時30分~17時 祝日・年末年始を除く |
太宰府市観世音寺1-1-1 |
育児の悩みに関する相談 |
子育て支援センター |
092-919-6001
|
平日8時30分~17時 祝日・年末年始を除く |
太宰府市五条3-7-1
|
DVに関する相談 | 人権政策課男女共同参画推進係 | 092-921-2121 |
平日8時30分~17時 祝日・年末年始を除く |
太宰府市観世音寺1-1-1 |
「おまもり」を配布しています
相談先を掲載した「おまもり」を太宰府市独自で作成しています。
保健センターに配架しているので、ぜひお立ち寄りください。
そのほかの相談窓口
相談内容 | 相談先名称 | 電話番号 | 受付時間 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
こころの悩みの相談 | 福岡いのちの電話<外部リンク> | 092-741-4343 | 24時間365日対応 | |
自殺を考えている方などからの心の悩み | ふくおか自殺予防ホットライン<外部リンク> | 092-592-0783 | 24時間365日対応 | |
こころの悩みでつらい、話を聴いてもらって気持ちを整理したい時の電話専用の相談 | 心の健康相談電話<外部リンク> | 092-582-7400 |
平日9時~12時、13時~16時 祝日・年末年始を除く |
|
精神的な病気ではないかと心配、自助グループを探しているときの相談 | 精神保健福祉相談<外部リンク> | 092-582-7500 |
平日8時30分~17時15分 祝日・年末年始を除く 【注意】来所相談を希望の際は、要予約 |
春日市原町3-1-7(福岡県精神保健福祉センター) |
|
専門相談<外部リンク> | 092-582-7500 |
【注意】要予約 |
春日市原町3-1-7(福岡県精神保健福祉センター) |
気づいてください、こころのサイン
「うつ病」をご存知ですか?
人は誰でも悲しいことや失敗をすると、落ち込んでゆううつな気持ちになりますが、多くの場合は時間がたてばもとに戻ります。しかし、ゆううつな気分や、趣味などを楽しめない状態が2週間以上続き、日常生活に支障をきたしている場合、うつ病の可能性もあります。
うつ病は脳の変調による病気であり、単にやる気がないわけでも、なまけているわけでもありません。うつ病は特別な病気ではなく、誰もがかかる可能性があります。
こころにあらわれやすい変化
- ゆううつになる
- 何事にも興味がわかず、楽しめない
- 不安、イライラする
- 「しなければ」と思うが、おっくう
- 集中力や思考力が低下する
- 自分を責め、自分は価値がないと感じる
- 「死にたい」という考えが浮かぶ
からだにあらわれやすい変化
- 疲れやすく、だるい
- よく眠れない、朝早く目が覚める
- 食欲がない、食べ物が美味しいと感じない
- 首や肩がこる
- 頭が重い、痛い
- おなかの調子が悪い
- 胸がドキドキする
自分のこころとからだのサインに気づいたら、一人で抱え込まず、まずは相談してみませんか?
ゲートキーパーについて
悩んでいる周りの人のサインに気づき、声をかけ、話に耳を傾け、必要な支援につなげ、そばで見守る人のことをゲートキーパーと呼んでいます。資格は必要なく、行動をした瞬間からあなたもゲートキーパーとなります。
どのようなことに注意したら良いのか、どのように声をかけたら良いのかなど、ゲートキーパーの行動を学ぶことで、悩んでいる人を支えることができます。
ゲートキーパーの養成を推進するため、具体的な行動や心構えなどを知ることができる手帳やテキスト、映像が、下記の厚生労働省のホームページに掲載されていますので、ご参照ください。
- 厚生労働省誰でもゲートキーパー手帳<外部リンク>
- 厚生労働省 ゲートキーパー養成研修用テキスト<外部リンク>
- 厚生労働省 ゲートキーパー養成DVD(Mhlwchannel)<外部リンク>
地図情報
太宰府市保健センター(Googlemapページへ)<外部リンク>