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第3次太宰府市男女共同参画プランを策定しました
第3次プランは、令和4年度に最終年度を迎える第2次プランの進捗状況や社会情勢の変化等を踏まえ見直しを行いました。見直しにあたっては、「まち・ひと・しごと創生総合戦略(通称まちづくりビジョン)」並びに関連する個別計画との整合性を図り、また、国の「第5次男女共同参画基本計画」、県の「第5次福岡県男女共同参画基本計画」を勘案しながら、太宰府市の現状に適した見直しを行い、対象期間を令和5年度から令和9年度までの5年間としました。
概要
第3次プランの基本理念と目標の視点
「太宰府市男女共同参画推進条例」に規定する5つの基本理念に基づいて行政施策のあらゆる分野に男女共同参画の支援を反映させ、総合的かつ計画的な推進を図るために今後の目標と施策の方向性、事業内容を明らかにするものです。
太宰府市男女共同参画推進条例の5つの理念
- 一人ひとりの人権の尊重
- 性別による固定的な役割分担などが、活動の選択に影響を及ぼさないように配慮
- 政策または方針の立案及び決定への共同参画
- 家庭生活とその他の活動との両立
- 国際的協調
目標の視点
目標1「男女共同参画社会実現に向けての啓発・教育」
固定的な性別役割分担意識を解消するため、学校、家庭等における教育、学習を充実させるとともに、男性や若者世代への理解促進を進めます。
目標2「あらゆる分野でだれもがともに活躍できる環境づくり」
政策・方針決定過程への女性の参画を拡大し、様々な分野でだれもがともに活躍ができるように環境の整備を進めます。
目標3「だれもが安心して暮らせる社会の実現」
男女共同参画の基盤である人権の尊重と健康支援を図り、困難を抱える人を支援し、多様性を活かした共生社会を進めます。
プランの推進体制
本市の男女共同参画を推進するため、推進体制を整備し、市民との連携を図っていきます。
第3次プランの性格
本計画は、「男女共同参画社会基本法」第14条第3項及び「太宰府市男女共同参画推進条例」第8条に基づく基本計画です。
また、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(配偶者暴力防止法)」及び「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に規定する市町村計画を兼ねるものとします。