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警戒レベルを用いた避難情報の伝達について
災害対策基本法の改定に伴い、災害時の避難情報が見直されました。令和3年度の梅雨期からの運用開始になります。災害リスクのある地域にお住まいの方、特に、高齢者等は注意が必要です。
(注意)高齢者等とは、高齢者、障がいのある方、妊婦、乳幼児のいる家庭、外国人の方など
改定「避難情報」とは
警戒レベル1・2は、気象庁が発表、警戒レベル3・4・5は太宰府市が発令します。次は市が発令する警戒レベルとその避難情報です。
警戒レベル・避難情報
警戒レベル3・・・「高齢者等避難」
危険(リスク)のある場所にお住まいの高齢者等は、避難に時間がかかるので避難をしましょう。
警戒レベル4・・・「避難指示」
危険(リスク)のある場所、特に、土砂災害の危険のある場所やその周辺の方、御笠川浸水想定区域や周辺の低い土地にお住まいの方は、全員避難してください。
警戒レベル5・・・「緊急安全確保」
土砂災害や浸水が切迫または発生しました。まだ、避難していない方は、命の危険があります。直ちに、安全確保のため自宅の上層階や近所の頑丈な建物へ移動してください。
危険な場所とは
市内東部の宝満山、北部の四王寺山沿いは、土砂災害の危険があるため特別警戒区域(レッドゾーン)と警戒区域(イエローゾーン)に指定されています。
また、市を縦貫する御笠川が溢れると最大3m未満まで浸水する浸水想定区域があります。
土砂災害の危険がある場所やその周辺、御笠川と市街地で合流する鷺田川や大佐野川沿いの低い土地にお住まいの方は、避難情報に注意するとともに早目の避難を心掛けましょう。
- 避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月10日)【内閣府】<外部リンク>
- 新たな避難情報に関するチラシ(内閣府)<外部リンク>
避難情報の発令文の例
太宰府市からお知らせします。土砂災害のおそれが非常に高くなったため、警戒レベル4、避難指示を発令します。対象地区:〇〇、△△、◇◇・・・・☆☆の各自治会内の土砂災害特別警戒区域および土砂災害警戒区域です。
(注意事項)
- 状況により避難場所の情報も伝達します。
- 避難情報の対象エリアをしぼって情報提供します。
- 従来、行政区のみで避難情報を提供していましたが、行政区名に「土砂災害特別警戒区域」や「浸水想定区域」、「〇〇川沿い」など、対象エリアをしぼった情報を提供します。