太宰府市公共施設等総合管理計画

　公共施設等は、教育や福祉、地域活動の場として、また都市基盤として市民生活に大きな役割を果たしている欠かすことのできない「財産」であり、これらを適切に維持管理していくことは、必要な市民サービスを提供し続ける上において重要なことです。今後、これらの公共施設等が一斉に更新時期を迎え、多額の改修・更新費用が見込まれています。
　また、少子高齢化による社会情勢の変化によって民生費が増加傾向にあるため、財政負担の軽減と平準化が必要になるとともに、市民ニーズの変化に対応した公共施設等の内容や配置のあり方を検討していく必要があります。
　これらの状況を踏まえて、早急に公共施設等の需要の変化や管理状況を把握し、中長期的な視点から計画的に維持管理を行うことが求められています。
　本市では、このような課題に対応するため平成29年3月に所有する公共施設等の総合的かつ計画的管理を推進するための基本的な計画「太宰府市公共施設等総合管理計画」を策定し、令和5年9月に国の指針の改定に基づき計画の改訂を行い内容の充実を図りました。