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令和2年5月26日楠田市長定例記者会見

ページID:0001522 更新日:2021年8月31日更新 印刷ページ表示

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令和2年太宰府市議会第2回定例会補正予算の概要

主な事業

市長、副市長、教育長の給与3か月(6~8月)カット

予算額:▲1,666千円(一般財源▲1,666千円)
令和2年5月15日付の特別定額給付金支給決定通知書に関して、通知者と異なる口座情報を掲載し、個人情報等の漏えいという重大な事態を発生させ、市民の皆さまに多大なご迷惑をお掛けし、信頼を損ねましたことを深くお詫び申し上げますとともに、重く受け止め、監督責任として6月から8月までの給与において市長3割、副市長2割、教育長1割の削減を行うもの。
(削減額)
市長 924千円
副市長 513千円
教育長 229千円

既決予算の見直し

予算額:▲100,156千円(国庫支出金等▲17,954千円、一般財源▲82,202千円)
新型コロナウイルスの感染拡大防止に係る支援のための各施策に要する費用の財源として、将来を見据えた身を切る改革に踏み込み、また各種イベントの中止や事業見送り等を踏まえ、1億円規模の歳出削減を行うもの。
(主な見直し内容)
市長公務の費用(市長車廃止、他) 9,442千円
(令和3年度から令和7年度までの市長車賃借料(債務負担行為)含む。)
市議会公務の費用(視察研修見送り、他) 4,449千円
敬老会関係費用(敬老祝金、敬老会費) 1,436千円
全国史跡整備市町村協議会太宰府大会 5,547千円
東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレー 11,104千円

小中学校の学習支援のための小中学校ICT環境整備事業

予算額:272,037千円(国庫支出金153,502千円、地方債50,100千円、一般財源68,435千円)
新型コロナウイルス感染症によってICT環境整備がより重要となり、子どもたちの学びの機会の保障に効果的であることから、国のGIGAスクール構想に基づき、児童生徒1人1台のコンピュータ、ネットワーク環境の整備を更に推進するもの。

医療機関等への支援物資配布事業

予算額:3,600千円(一般財源3,600千円)
新型コロナウイルスの感染リスクが高い医療の最前線で献身的に業務に従事しておられる方々に感謝と応援のメッセージを届けるため、医療機関等に対してクオカード等3万円分を支給するもの。

緊急雇用対策事業

予算額:61,614千円(一般財源61,614千円)
新型コロナウイルス感染症に係る支援策として、就職氷河期世代の採用職員の増、会計年度任用職員の登用等を行うもの。
会計年度任用職員の登用にあたっては、市内に多くの大学等が所在する本市の特色を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響でアルバイト収入が激減している学生の登用も積極的に推進する。

激励メッセージ

新型コロナウイルスの感染拡大や、また感染防止のための外出自粛や休業要請などにより、多くの方々が混乱や不安を抱えている中、太宰府市にゆかりのある方や楠田市長と親交のある方から太宰府市民の皆さまにメッセージを頂戴しました。
楠田市長からメッセージをお願いいたしました棋士羽生善治さんからは、甲子園が中止となり悲嘆に暮れる昨年代表校筑陽学園の球児や休校で様々ストレスを抱えた本市の子どもたちに向けた激励メッセージを、元号「令和」の考案者とされ2月に太宰府市にお迎えする予定でした中西進先生、そして歌手の広瀬香美さんからは、おうち時間を楽しく過ごす「#おうちで太宰府・30秒チャレンジ」の取り組みで動画とメッセージをいただいております。また、既に完治はされていますが、新型コロナウイルスに感染したタレントのゴリけんさんの体験記をいだだきました。

羽生善治さん

羽生善治さんの画像

太宰府市には残念ながら訪れた事はないのですが以前から親交のあるくすだ大蔵市長からメッセージの依頼を受けました。近隣の福岡県、筑前の地域には対局やイベントで何度か伺った事が有ります。
豊かな自然と長い歴史と気品を感じさせる街並みが印象に残っています。
現在は新型コロナウイルスの影響で世界中が大きな混乱に陥っており、先が見通せない不確実な状況が続いています。
対応する大人は大変な事態に直面していますが次代を担う子供達にとっての昨今の出来事は現在進行形で「歴史」を学んでいることになります。後から振り返れば今年は間違いなく歴史の教科書に載る年で強い現実と共に記憶に残る年になるはずです。
今から約100年前の1918年に今回と類似したパンデミック、スペイン風邪が大流行しました。当時の世界の人口の約四分の一が感染したのでその大きさが分かります。
当時はウイルスの存在も知られていなかったので対策の立てようも無かったはずです。
今回の出来事で100年前もいかに大変だったか実感できました。
そして、過去の出来事を想像し共感が出来る人たちが新しい未来を創造できると信じています。頑張って前進して行きましょう。

中西進さん

中西進さんの画像

かぐわしき市民として

太宰府は、古く万葉の昔から「遠の朝廷(みかど)」として、尊敬と憧れを集めてきました。
そこをお訪ねする計画は突然のウイルスの猛威のもとに延期となりました。
しかし、太宰府を想う気持ちは、わたしの中でいっそう強くなっています。
それは、遠く梅の香りをかぐように、といえばよいでしょうか。
今や太宰府市は、『万葉集』の中で大伴旅人や山上憶良が梅花の宴を催し、品格の高い優雅な作品を残した所だと、日本中の人が知るようになっています。
とくに、その折の文章から元号が採用されたことも、理由の一つでしょう。しかしそれだけではありません。万葉の梅にもとづいて、後に赴任した菅原道真も、都の梅に向かって香りを九州まで届けよと歌いました。
この歴史は、みごとな「遠の朝廷」ぶりです。その文化力は現在に引き継がれ、何物にも負けない日本人の心の力となっています。
太宰府市のみなさんは、この誇り高い心力のお手本になって頂きたいと思います。
そもそも令和の令は自らを規律していく美しさを意味します。それこそ、梅の香りのように、かぐわしく美しい生き方でしょう。

広瀬香美さん

広瀬香美さんの画像

新型コロナウイルス感染対策による外出自粛で、ストレスを抱えている方も多くいらっしゃると思います。私たちアーティストによるエンターテイメント活動が、少しでも皆様の心の拠り所となり、明るい気持ちになるサポートができるのであれば大変嬉しく思います。この動画にあわせておうちで30秒でできることを撮影し、投稿してみて下さいね!

ゴリけんさん

ゴリけんさんの画像

この度は新型コロナ感染の診断を受け皆様にご心配をおかけしました。おかげ様で4月末に退院して1か月の経過観察も終えて無事に仕事復帰する事ができました。完全復活??バリバリ元気です。

たくさんの励ましの言葉をいただき、感謝してもしきれません。
今回は自分の体験した事で皆さんの参考になればという事で書かせてもらいます。

4月上旬に微熱がありなかなか下がらなかったのでかかりつけの病院の案内でPCR検査を受けて陽性が発覚しました。分かった時はもう頭が真っ白で家族やスタッフなど他の人にうつしてしまっていたらどうしようという気持ちでいっぱいでした。

僕は新型ウイルスによる軽症の肺炎という診察でしたが咳などはなく熱がダラっと続くという感じでした。僕の場合、一番つらかったのはメンタル。感染したことで迷惑をかけてしまったという自責の念と得体の知れないこのウイルスに対しての恐怖でした。眠れぬ日々が続き、安定剤を処方してもらったりもしました。

治療法は基本的に朝、昼、夜、体温を測り血液検査、レンドン、血中酸素の数値の経過を観察しながらの治療。薬は解熱剤手足のむくみをとる漢方とマラリアとかサーズに効くとされているプラニケルという薬を処方してもらい10日間服用していました。

全く人と触れ合えない隔離病棟生活の中、励ましてくれたのが対応して頂いた医療スタッフの皆さんでした。感染リスクの高い現場で、めちゃくちゃ多忙の中、僕ら患者1人1人に明るく接してくれました。本当に感謝しかございません。

僕は今回たまたま軽症でしたが、まだまだ重症な患者さんはいらっしゃいます。軽症の僕でも二週間の入院、本当に怖いウイルスだと思います。僕が言うのはおこがましいですが、こんな体験しなくていいように、とにかく軽症でも、ちょっと体調が悪かったら、自力でなんとかしようとせず手をあげる勇気も大切だと感じました。皆さまもご自愛くださいませ。

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