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令和3年5月7日楠田市長臨時記者会見

ページID:0012068 更新日:2021年8月31日更新 印刷ページ表示

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市長あいさつ

本日は、皆さまお忙しい中、臨時記者会見にお集まりいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
既に報道も頂いております通り、本市においてもコロナ陽性者がかなり増加傾向であり、聖火リレーの公道での実施は困難と判断しました。また、まん延防止等重点措置の適用地域にも加えて頂くよう要請する構えでしたが、皆様ご存知のように昨晩緊急事態宣言の対象になるとの報が入りました。遅きに失した感もありますが、太宰府市と致しましても改めてこれを機に今一度感染対策の徹底を進めて参ります。

直近の太宰府市への観光客と陽性判明者の動向

まず、直近の本市の観光客数と陽性判明者の動向についてご説明します。
GW期間中の太宰府天満宮周辺の人出でありますが、前年と比較しますと一目瞭然です。最大で2.5倍もの増加が認められ、やはり自粛疲れが出ていることが読み取れます。
次に、新規感染者について1週間移動合計を10万人あたりに換算して比較しますと、ご覧のように減少傾向であった時点から一転、4月下旬頃から上昇へと転じ、今年初めてのクラスターも発生するなど福岡市と軌を一にして急激に伸びてきております。
また、年代別感染者の推移を見ますと、やはり全国的な傾向と同じく若い世代の増加が顕著であり、直近のデータでは30代以下で6割、50代以下で8割を超えていることがわかります。
こうした状況から、本市でもいわゆる変異株の影響が出て来ているのではと推察しております。

直近の太宰府市への観光客と陽性判明者の動向

ゴールデンウィークの太宰府天満宮周辺時間帯別平均人口10万人当たりの新規感染者数の推移2020年12月以降の年代別感染者数の推移

東京2020オリンピック聖火リレー福岡ルート実施における太宰府市の考え方について

このような状況をふまえての聖火リレーについての本市の考え方ですが、市内の陽性判明増や観光客の方々の往来増を考慮し、市民の安心安全を第一に考えますと、太宰府天満宮参道からスタートする公道での聖火リレーの実施は極めて困難であるとの判断に至り、5月3日に県側に意向を伝えました。
しかし、聖火リレーを楽しみにしていた方々、特にランナーやサポートランナーの方々のことを考えますと苦渋の選択であり、代替案として令和発祥の地ともなりました大宰府政庁跡で簡素化して行えないか提案を続けてきたところであります。
県にはご尽力頂きましたが、大会組織委員会から代替案での実施は一切不可であるとの見解が示されたとのことでありました。
不本意ではありますが、聖火リレーを楽しみにされていたランナーやサポートランナーの方々には何らかのかたちで関わっていただけるよう、引き続き県に要請してまいりたいと考えております。

東京2020オリンピック聖火リレー福岡ルートの実施における太宰府市の考え方について

太宰府市内の公道でのリレー極めて困難と判断代替案として、令和発祥の地である、大宰府政庁跡での実施を提案大会組織委員会、代替案での実施は不可との見解

太宰府市ワクチン接種の在り方について

次に、太宰府市の新型コロナワクチン接種のあり方についてご説明申し上げます。
本市が最も重視するのが「市民の皆様方の安心安全が第一」であります。
アナフィラキシーショックなど副反応に対し万全の対策を取るため、筑紫医師会様と相談の上敢えて集団接種方式のみと致しました。救護所を複数確保し専門医に待機頂くことで、急変などがあった場合も最善の措置を取れるように努めます。また、ワクチン供給量に合わせ、計画的かつスムーズに予約を受け付け、接種を受けていただく体制づくりに努めます。そして、会場へのバス・タクシー料金の補助、シャトルバスの運行を行うなど、移動手段へのサポートをどこよりもひときわ充実させます。
このことが、ひとりひとりの命を大切にするワクチン接種につながる、と確信しております。

太宰府市ワクチン接種のあり方について

市民の安心安全が第一ひとりひとりの命を大切にする

太宰府市におけるワクチンの供給状況

それではまず本市におけますワクチンの供給状況でありますが、ご覧のように、4月29日に3箱既に到着し、5月10日の週に4箱到着する予定となっております。
これを接種回数に換算しますと、7605回分に相当することとなります。
現在、本市では85歳以上の方々約3600人に接種券(クーポン)を送付いたしておりますが、これらワクチンだけで、85歳以上の方々全員が2回接種を行うに十分の量ということとなりますので、どうぞご安心いただきたいと思っております。
接種は5月18日(火曜日)からを予定しており、接種体制につきましても、ワクチンの供給状況や医療関係者の方々の接種体制が整う状況をみながら、順次拡大してまいる予定であります。

太宰府市におけるワクチンの供給状況接種可能数、7,605回分を確保

接種開始5月18日火曜日

今後の接種日程と1日あたりの接種人数(予定)

次に、今後の接種日程と、1日あたりの接種人数について、でありますが、お配りしております資料と併せてご覧いただけたらと思います。
まず5月は、火曜日から金曜日の週4日間、いきいき情報センターと、とびうめアリーナの2会場を交互に替えながら接種を行います。
そして6月に入りますと、いよいよ医療関係者の方々の体制も本格的に整ってくると考えられることから、両会場を同時に使って、最大で1日あたり960人まで接種できるようにしてまいります。

今後の接種日程と1日あたりの接種人数(予定)

接種予約の受付開始

そしていよいよ接種予約の受付が5月11日(火曜日)朝9時から始まります。原則電話、WEB、LINEにて受付いたします。もちろんご本人様以外の方からの予約もOKです。そこで、市民の皆様方へのお願いであります。
先ほどから申し上げて来ましたように、ご予約は確実にできます。コールセンターの人員も増強し、WEBやLINEの容量も十分と確認しております。どうぞ、慌てず、冷静に予約を行っていただきたいと思います。
一方、全国的に混乱も起こっておりますことから、
予約開始から当面は市役所の一角を確保し、職員一丸となって丁寧に応対してまいる所存でありますので、ご不明な点は遠慮なくお申し出いただけたらと思っております。
また、2回目の接種予約につきましては、1回目の接種時にその会場で受付をして頂き、原則3週間後、同時刻でのご予約をして頂きます。
こうした方式を取ることにより、確実かつスムーズに2回の接種を受けて頂くことができますので、どうぞご理解ご協力をお願い致します。

接種予約の受付開始、5月11日火曜日午前9時から

市民の皆様へお願い、ご予約は確実にできますのであわてず・冷静に行ってください。接種2回目の予約について

心温まる3つの移動支援

続いて、会場までの移動に関する支援策について説明します。
今回、接種会場までの移動に際し、「心温まる3つの移動支援」として、会場数や接種方法の限界を補うべく、接種会場へ行かれる際のサポートをどこよりもしっかりと行って参ります。
まず、1点目ですが、
ワクチン接種会場への移動に、まほろば号及び西鉄バスを利用される方全員へ、無料利用券を交付いたします。
対象バス路線は、まほろば号の全線、まほろば号地域線(湯の谷線、連歌屋線、東観世線)、西鉄バス東ケ丘線、西鉄バス宇美線であります。
2点目であります。
介護が必要な状態や身体障がいの理由により、接種会場までタクシーを利用される方に対して、1回に対して初乗り運賃(570円)を助成するものです。帰宅される場合も同様に助成いたします。
3つ目の支援として、西鉄都府楼前駅と、とびうめアリーナを結ぶシャトル車両を運行いたします。平日は12時40分から、土日祝日は朝8時30分から、30分ごとに運行し、利用料金は無料といたします。

心温まる3つの移動支援1心温まる3つの移動支援2心温まる3つの移動支援3

冒頭にも申し上げましたが、福岡県は再び緊急事態宣言の発令が予定されているなか、本市といたしましては、引き続き緊張感を持って対応にあたりながら、着実にワクチン接種を進めてまいる所存であります。
市民の皆様方におかれましては、どうぞ冷静に接種手続きを進めていただきますよう、あらためてお願い申し上げます。

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