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認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力が不十分な方々は、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護などのサービス施設への入所に関する契約を結んだり、遺産分割の協議をしたりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約してしまい、悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが成年後見制度です。
世話をしてもらう身寄りがいないが、将来、認知症になったら不安・・・・
認知症のおじいちゃんが、家族が留守の間に必要のない高額な布団を買ってしまった・・・・
認知症の母の財産管理をしてきたが、他の兄弟が不審に思っているかも・・・など
支援する人が、本人に代わって契約などを行ったり(代理権)、本人のみで行った不利益な契約などの行為を取消す(同意権・取消権)など、本人を保護し、支援を行うことができます。
本人が十分な判断能力があるうちに、将来、判断能力が不十分になった場合に備えて、あらかじめ自分が選んだ代理人(任意後見人)に、自分の生活や財産管理について、その人に代理権を与える契約を公証役場で結んでおくというものです。
もし、本人の判断能力が不十分になったら、家庭裁判所が選任する監督人のもと、本人の意思にしたがった適切な保護・支援を任意後見人が行います。
本人、配偶者、四親等内の親族が家庭裁判所に申立てを行い、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人等が本人の判断能力に応じた保護・支援を行います。
配偶者や親族・知人以外にも、法律や福祉の専門家、法人など、家庭裁判所が本人にとって最も適切と思われる人や法人が選任されます。
身寄りがいないなどの理由で、申立てをする人がいない場合には、市長が家庭裁判所に申立て手続きを行うことができます。
日時:毎月第3木曜日(原則) 13時~16時
場所:太宰府市総合福祉センター
予約・問い合わせ先:092-923-3230
問い合わせ先:092-981-9606
受付:平日 10時~16時
相談日:毎週火曜日・金曜日 13時~16時
問い合わせ先:092-724-7709(ファクス兼用)
日時:平日 13時~15時(祝祭日、年末年始、盆休日除く)
問い合わせ先:092-738-7050