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ロタウイルスワクチンは、ロタウイルス胃腸炎の重症化を予防します。ワクチンの接種によって、ロタウイルス胃腸炎の発症を7〜8割減らし、入院するような重症化は、そのほとんどが予防できます。ロタウイルス胃腸炎は、感染力が非常に強く、激しい下痢や嘔吐を起こします。生後、すぐに感染する場合もあるので、早い時期にワクチンの接種を完了させましょう。
令和2年10月1日
令和2年8月1日以降に生まれた人
注意:対象の人であっても9月30日までに接種された回数分は公費助成の対象とはなりませんので、ご注意ください。
医療機関に事前に予約し、母子健康手帳をお持ちいただき接種してください。
ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも飲むタイプの生ワクチンです。医療機関で相談し、どちらかのワクチンを選んでください。2種類とも、効果や安全性に差はありませんが、接種回数が異なります。特別な事情がない限り、途中で種類の変更はできませんので、最初に接種したワクチンを2回目以降も接種します。
ワクチン名 | ロタリックス | ロタテック |
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接種時期 | 生後6週から24週まで | 生後6週から32週まで |
どちらのワクチンも、初回接種の推奨時期は、生後2か月から生後14週6日まで | ||
接種回数 | 2回接種(27日以上の間隔を空ける) | 3回接種(27日以上の間隔を空ける) |
接種後、特に注意する事 | どちらのワクチンも、接種後(特に1~2週間)は腸重積症(後述)の症状に注意し、症状が見られた際には、すみやかに接種した医療機関を受診してください。 |
腸重積症とは、腸管に腸管が入り込み、腸が閉塞状態になる病気です。腸重積症は、乳幼児が患う疾患で、まれな病気ではありませんが、ワクチン接種後1~2週間程度、腸重積の発症が、わずかですが上がる可能性が知られています。月齢が進むと、腸重積症にかかりやすくなります。できるだけ腸重積症の起こりにくい早目の時期に接種を受け、早目に接種を完了させましょう。以下のような症状が見られた場合は、すみやかに医療機関を受診してください。