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人気インテリア家具や雑貨等の公式通信販売サイトを装った偽サイトに関する注意喚起

ページID:0028694 更新日:2023年5月8日更新 印刷ページ表示

令和4年の春以降、人気インテリア家具や雑貨等の公式通信販売サイトを装った偽サイトで商品を注文してしまったなどの相談が、各地の消費生活センター等に数多く寄せられています。

消費者庁が調査を行ったところ、SNS上の安売り広告や検索エンジンの結果表示などから消費者を誘導し、ブランドのロゴや商品の画像を盗用した偽サイトにおいて、 商品を注文させ代金を支払わせようとする行為(消費者を欺く行為)の発生を確認したため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、消費者被害のの発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけます。​

参考:消費者庁『人気インテリア家具や雑貨等の公式通信販売サイトを装った偽サイトに関する注意喚起 [PDFファイル/3.53MB]

偽サイトの概要

今回確認した偽サイトは次の4サイトです。

 
サイトの種類 表示されている商品
「Yogibo」のロゴや商品の画像を盗用した偽サイト(偽ヨギボーサイト) 「Yogibo」ブランドのビーズソファなど
「Francfranc」のロゴや商品の画像を盗用した偽サイト(偽フランフランサイト) 「Francfranc」ブランドのインテリア家具や雑貨など
「COSTCO」のロゴ等を盗用した偽サイト(偽コストコサイト) ブランドバッグやダウンジャケットなど
「Aladdin」のロゴ等を盗用した偽サイト(偽アラジンサイト) 暖房機器や小型家電など
  • 本件4偽サイトは、外見は人気ブランドのロゴマークを表示し、当該ブランドの公式通信販売サイトを装い、一見しただけでは偽サイトと気付くことは困難です。
  • 本件4偽サイトには、会社概要として、当該ブランドとは関係のない会社名や住所が表示されているものや、当該ブランドの公式通信販売サイトの運営会社をそのまま表示したものなどがあり、連絡先電話番号は表示されていません。また、いずれも運営事業者の実体は不明です。
  • 本件4偽サイトは複数確認されており、詳細は次のとおりです。

(1)偽ヨギボーサイト

  • 偽ヨギボーサイトは、ビーズソファなどのインテリア家具のブランド「Yogibo」のロゴや商品の画像を盗用するなどして、公式通信販売サイト(https://yogibo.jp)であるかのように装った偽サイトです。
  • 会社概要のページには、公式通信販売サイトの運営会社名が表示されているものと、無関係の会社名が表示されているものとがあり、連絡先電話番号の記載はありません。
  • この偽サイトで金銭を支払わせる方法は、クレジットカード決済です。

(2)偽フランフランサイト

  • 偽フランフランサイトは、インテリア雑貨のブランド「Francfranc」のロゴや商品の画像を盗用するなどして、公式通信販売サイト(https://francfranc.com)であるかのように装った偽サイトです。
  • 会社概要のページには、公式通信販売サイトの運営会社名が表示されており、連絡先電話番号の記載はありません。
  • この偽サイトで金銭を支払わせる方法は、クレジットカード決済です。

(3)偽コストコサイト

  • 偽コストコサイトは、会員制大型倉庫店のブランド「COSTCO」のロゴ等を盗用するなどして、公式通信販売サイト(https://www.costco.co.jp)であるかのように装った偽サイトです。
  • 商品のページには、高級ブランドのバッグやダウンジャケット、宝飾品などが掲載されています。
  • 会社概要のページには、公式通信販売サイトの運営会社と似た会社名が表示されており、連絡先電話番号の記載はありません。
  • この偽サイトで金銭を支払わせる方法は、代金引換決済です。

(4)偽アラジンサイト

  • 偽アラジンサイトは、暖房機器や小型家電のブランド「Aladdin」のロゴ等を盗用するなどして、公式通信販売サイト(https://aladdin-direct.com)であるかのように装った偽サイトです。
  • 商品のページには、「Aladdin」ブランド以外の商品も掲載されています。会社概要のページには、公式通信販売サイトの運営会社と同業の他の会社名が表示されており、連絡先電話番号の記載はありません。
  • この偽サイトで金銭を支払わせる方法は、クレジットカード決済です。

消費者庁からの皆様へのアドバイス

「SNS上に表示される広告」から偽サイトに誘導されるケースが増えています。

​大手のSNSや検索サイトの広告は、安全なものばかりであるとは必ずしもいえません。ブランドのロゴの有無等だけで公式通信販売サイトであると判断するのは危険です。

広告から誘導されたサイトでは、次の点に注意しましょう。

公式通信販売サイトのURLか

偽サイトのURLは、公式通信販売サイトのURLと相当似せているものもありますので、今一度公式通信販売サイトのURLか確認してください。

連絡先が表示されているか確認

会社概要に公式通信販売サイトの運営会社名が記載されていても偽サイトの場合がありますので、会社名だけでなく連絡先(電話番号、メールアドレスなど)がしっかり表示されているか確認しましょう。

価格が異常に安い

「期間限定」、「バーゲンセール」などと表示して消費者を誘い込むというのは、偽サイトの典型的な手口です。そして、誘い込まれたサイト内で多くの商品が大幅な値引きで販売されているかのように表示されている場合には、要注意です。

支払方法が限定的

公式通信販売サイトは、消費者のニーズに応えるべく多様な支払方法を用意しているのが一般的です。クレジットカード決済や代金引換決済のみなど、限定的な支払方法しか選択できない場合は、今一度サイト内を確認しましょう。

サイト内や返信メールなどの日本語が不自然

偽サイトでは、利用案内や返信メールの表現などに不自然な日本語表記が使われていることがあります。

巧妙化する偽サイトにご注意ください。

近時、新たにみられる手口として、サイトの閲覧中に「只今●●県からの○○は弊社の商品をご購入」とポップアップメッセージを表示して、多くの人が利用している人気があるサイトであるかのように装う偽サイトなどが確認されています。また、注文後には「発送の準備をしています」などと返信メールを送ってくる偽サイトや、配送状況を追跡できるというURLを知らせて消費者を安心させる偽サイトなども確認されており、被害に気付きにくくなるなど、消費者を欺く手口が巧妙化しているので注意が必要です。

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