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創業者インタビュー 林田優紀さん
基本情報
年齢・性別:20代女性
業種:まつげエクステサロン
場所:国分3丁目
利用した支援制度:平成28年度、29年度だざいふ創業塾
「だざいふ創業塾」を受講した感想
2年連続で参加しましたが、最初の年は、経営について何も知らない状況で参加しました。周りは皆、大人たちの中、自分が唯一の20代だったと思います。皆の前に立って、自分の意見やプランを発表することに緊張するばかりでした。その後、開店準備を進め、自分の店を持ち、事業をはじめました。
創業後、次の年に受講した創業塾では、最初の年に受講した内容を身をもって復習することができました。「講師の先生はこういうことを言いたかったんだ」ということに、創業の経験を通して気づき、実際に自分がどれだけ経営に活かせているか考えることができました。
創業にあたり苦労したこと
集客には苦労しています。場所が住宅地の中にあるので、知ってもらうまでが大変です。店を周知するために、SNSを活用しており、投稿する時間帯やワード、写真の背景などに気を配っています。現在のお客さまは、8割が紹介で通っていただいています。
準備しておいた方がいいこと
事前の宣伝活動が大事だと実感しています。近所の飲食店に、店の紹介カードを置いてもらうことも含めて、オープン前のあいさつ回りをもっとすれば良かったと感じています。
また、資金面での準備も大切で、2~3年間は赤字になることを覚悟してしっかりと貯金をしておいた方がいいです。事業をしていると、予想外のイレギュラーな出費が発生してしまうことがあるので。
お店のこだわり
一人ひとりとしっかり対話、カウンセリングして、その人にぴったり合う施術をしています。アレルギーを持つ人にも安心してまつげエクステを楽しんでもらえるように、パッチテストや事前の細やかな説明を行っています。店の1階には休憩スペースがあり、子ども連れでもくつろげる空間になっています。
これからの意気込み
今は、まつげエクステのサービスだけですが、美容師の経験を活かしてヘアセットや浴衣の着付け(着付けの免許有り)をしたいと思っています。
インタビュー後記
現在、週の半分は、新たな技術習得のための勉強会に参加していると話す林田さんは、ご自身の事業に意欲的に取り組む姿が印象的でした。2年目に参加された創業塾では、「最初の年と表情が違う!経営者の顔になっている」と講師から驚かれたそうです。(インタビュー実施者著)