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太宰府市の概要
市の概要
約1300年前、当時の太宰府には、九州全体を管轄する「大宰府」(オオミコトモチノツカサ)という大きな役所が置かれ、約500年の長い間、その役割を果たしていました。今もその歴史をしのばせる大宰府跡、水城跡、観世音寺、太宰府天満宮など市内に数多くの史跡や名所が存在し、年間約894万人の観光客が訪れています(平成27年度)。
昭和30年に太宰府町と水城村が合併して太宰府町となった当時は、人口が13,264人でしたが、その後福岡都市圏の膨張、大規模開発による住宅化の進行、大学の立地、交通網の整備などにより人口は急増し、昭和57年に全国では651番目(県内では22番目)の市制を施行しました。
「史跡や緑にめぐまれた福岡都市圏の住宅都市」として発展しています。
位置・地勢
太宰府市は、福岡市の南東約16キロメートルに位置し、北に四王寺山、東に宝満山があり、市を縦貫する御笠川は、宝満山に源を発して市街地を通り、途中鷺田川、大佐野川と合流し、末は博多湾に注いでいます。
太宰府市の庁舎は、東経130度31分26秒、北緯33度30分46秒、海抜37.762mに建っています。
市域は南北10.9km、東西6.4kmで、面積は29.60平方キロメートルです。
気候は、平均気温が16.6度と比較的温暖で、平均湿度が68.8%、年間降水量が1,684mmです。(資料:太宰府消防署数値は過去10年間の平均値)
(平成27年3月国土地理院からの通知により面積を変更)
市民憲章
昭和57年4月1日制定・豊かな歴史と文化を守り郷土愛あふれるまちをつくりましょう。
- 生き生きとした自然を愛し緑かがやくまちをつくりましょう。
- 教育を重んじ希望をはぐくみのびのびとした明るいまちをつくりましょう。
- 年寄も子供もみんなが助けあい生きがいのあるあたたかいまちをつくりましょう。
- 働くことの尊さを知り楽しく住みよいまちをつくりましょう。
太宰府市章
太宰府市章
梅の花の中央に大宰府の大の字を入れ、花びらの輪郭を帯状にして無限の時の流れを表現し、中央部は筆と炎をあらわし、筆は文教、炎は市民の情熱を意味しています。
市の木 くす
市の木 くす
天満宮、観世音寺、榎社などの境内に、千数百年の歴史を語り、広く強く根をおろしているくすの木。見上げるような大木や新緑の若葉は、これからの市勢の生命力、発展と力強さを表しています。
また、国や県指定の天然記念物にもなっています。
市の花 うめ
市の花 うめ
万葉集にも歌われた太宰府の梅は、菅原道真公が愛された伝承の飛梅とともに、全国的にも有名です。梅の花びらは、太宰府の「大」の字を思わせ、気品のある色と香は、みなさんに賞美されています。