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医療機関・救急車の適正利用にご協力をお願いします(医師の働き方改革が始まります)

ページID:0030894 更新日:2023年9月22日更新 印刷ページ表示

必要な人が、必要な医療を受けられるように、上手な医療のかかり方をしましょう。

医師の働き方改革がはじまります

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 病院等の医療機関は、市民の健康を守るために昼夜を問わず尽力されています。しかし、我が国の医療は医師の長時間労働に支えられてきました。しかし、現場は医療従者の努力だけではもたない時代となってきました。

 医師は、医療提供者である前に、一人の人間であり、長時間労働による健康への影響が心配されています。医師の健康確保とともに、医療の質を確保する観点からも、医師が疲弊せずに働けることが重要です。現場は医療従者の努力だけではもたない時代となっていきます。

 令和6年度(2024年度)から、時間外・休日労働時間の上限規制がなかった医師にも、一般の労働者と同程度である960時間を上限として適用される「医師の働き方改革」が始まります。
 そのため、誰もが必要な時に、安心して適切な医療を受けられるようにするには「上手な医療のかかり方(医療機関の適正受診)」が大切になります。

上手な医療のかかり方

 具合が悪いと感じた時、近くにある大きな病院に紹介状もなしにかかれば、診察料のほかに特別料金がかかります。大きな病院は予約で来ている方も多く、待合時間もその分、長くなります。また、夜間の救急外来は少ないスタッフで運営しているため、医療機関側の負担も増します。

 上手な医療のかかり方をすることで、金銭的負担、時間的負担、そして医療機関の負担も軽減されます。

「かかりつけ医」を持ちましょう。

 病気や日頃の健康に不安を感じたり、気になることがある時に相談できる「かかりつけ医」を持ち、まずは「かかりつけ医」に相談しましょう。

 「かかりつけ医」とは、健康に関することを相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師です。

 「かかりつけ医」は健康診断や予防接種などを受けるために身近な医療機関に行くことで見つけることができます。県内の医療機関を検索することができる「ふくおか医療情報ネット」も活用しましょう。

家族の様子がおかしい!救急車を呼ぶ?

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 まずは慌てずに、救急車を呼ぶべきか迷ったときは、「救急電話相談」、こどもの場合は「こども医療電話相談」に電話して、医師や看護師等の専門家に電話で相談しましょう。

救急電話相談 #7119(短縮ダイヤル)
短縮ダイヤルで繋がらない時 092-471-0099 (福岡県救急医療情報センター)
※受付時間 24時間365日(年中無休)

こども医療電話相談  #8000(短縮ダイヤル)
短縮ダイヤルで繋がらない時 092-731-4119
※受付時間
平日 19時~翌朝7時
土曜 12時~翌朝7時
※日祝日 7時~翌朝7時

休日や夜間の診療は避けましょう

 休日・夜間は医療機関に支払われる医療費も高く設定されており、医療費の増加につながります。また、軽い症状の方が、休日や夜間に救急外来を訪れることで救急外来が混みあい、緊急性の高い重症患者の方の治療に支障をきたします。

 休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。受診する際には、平日の時間内に受診することができないかもう一度考えてみましょう。
 
 休日や夜間は、慌てず「救急電話相談」、こどもの場合は「子供の救急電話相談」に電話して、医師や看護師等の専門家に電話で相談しましょう。

上手な医療のかかり方プロジェクト(厚生労働省)

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 厚生労働省では、みんなが安心して医療が受けられ、みんなの医療が守られるように「上手な医療のかかり方」プロジェクトを推進しています。

 どういう場合に、どこに相談すればいいか?救急車を呼ばなければいけないのはどういう時か?分かりやすく解説されています。

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