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「ジェネリック医薬品」・「バイオシミラー」・「リフィル処方箋」をご存じですか
医療費の適正化を目指して、「ジェネリック医薬品」・「バイオシミラー」・「リフィル処方箋」を上手に活用してみませんか?
利用を希望する場合には、医療機関や薬局の窓口にご相談ください。
ジェネリック医薬品とは
新薬の特許期間満了後に、効能などが新薬と同等であると国が認めた薬です。
ジェネリック医薬品のメリット
新薬より薬代が安価な場合があり、医療費の節約につながります。
バイオシミラーとは
バイオ医薬品の特許が切れた後に、他の製薬会社から発売された薬で、特許が切れた薬と同じように使うことができます。
(バイオ医薬品とは、バイオテクノロジーを応用して生産されたタンパク質を有効成分とする医薬品のことで、今まで治療が難しかった病気への効果が期待されます。)
バイオシミラーを使うメリット
効果や安全性はそのままで、バイオ医薬品の約70%の値段となるため、経済的な負担の軽減が期待されています。
バイオ医薬品・バイオシミラーが使われている病気の例
- がん
- 糖尿病
- 関節リウマチ
- 腎性貧血
- 低身長
- クローン病
- 潰瘍性大腸炎
- 加齢黄斑変性 など
リフィル処方箋とは
患者の症状が安定している場合に、一定期間・一定回数の間であれば、病院での診察を受けずに薬をもらうことができる処方箋です。
リフィル処方箋のメリット
- 通院にかかる時間を短縮できます。
- 外来診療の混雑が緩和されます。
- 通院の回数が減るため、通院費や再診料などを節約できます。
利用できる人
長期間処方内容に変更がなく、症状が安定していると医師が認めた人
注意事項
- リフィル処方箋を利用できるのは最大3回まで(医師が判断)
- 通常の処方箋と同様、1回目は処方された日から4日以内に薬を受け取らなければならない
- 投薬に制限のある医薬品や湿布薬は対象外
リフィル処方箋を利用できるか等は、かかりつけ医や薬局へお問い合わせください。