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市長提案理由説明冒頭あいさつ(令和5年第4回(12月)定例会・令和5年12月1日)

ページID:0031924 更新日:2023年12月1日更新 印刷ページ表示

皆様、おはようございます。
本日ここに、令和5年第4回太宰府市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、大変ご多用の中にご参集いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
さて冒頭のこの機会に、先の9月議会以降進めて来ました施策などについて触れておきます。
まず、本市積年の課題であります観光回遊性の向上に向けて、ポケモンとの連携のもとポケモンGOに令和の都だざいふ周遊ルートを登録し、市内三か所にポケモンマンホールを設置しました。
既にXでのポケモン公式投稿は100万を大きく超える世界中の方々にご覧いただいており、アジアはもちろん欧米の観光客の皆さんによるさらなる経済税収効果の高まりを期待しています。
合わせて、市民政庁まつりの会場を7年ぶりに大宰府政庁跡に戻していただくことで、令和の都だざいふとしての価値や老若男女に開かれた市民参加型のまつりの意義を内外に発信することが出来ました。
11月には、大学生が主体となり客館跡を活用したアートイベントだざいふ物語りや商工会青年部50周年を記念して全県青年部を本市に糾合したイベントが立て続けに行われました。
また、本市に通い学ぶ大学生高校生有志が一堂に会し、本市の強みや課題を持ち寄りそれを活かし解決するさまざまな市政への提案を行うキャンパスネットワーク会議も企画されました。
本市の若い世代のネットワークが次々と広がり主体的に躍動する姿は、本格的なコロナ後を実感させる令和の都だざいふの強みであると心強く思います。今後も連携を確かなものにして参ります。
次に、太宰府筑紫野両市のさらなる対等緊密な連携に向け、これまで慣例として筑紫野市長が一貫して管理者を務めて来ました筑紫野太宰府消防本部の管理者に10月1日づけで就任致しました。
これにより、本市としてこれまで以上に主体的に消防行政、さらには危機管理に携わることが出来ると確信しております。先頭に立って世の為人の為両市民の為に持てる力を出し尽くして参ります。
10月6日から8日にかけては、門田議長とともに姉妹都市である韓国扶餘郡を友好訪問いたしました。朴郡守ともすっかり打ち解け、両自治体の友好をさらに深化させようと誓い合いました。
10月15日には、児童福祉と母子保健の機能を一体化し、子育てに関する相談支援体制を集約・強化する「こども家庭センター」の完成お披露目式を、議長副議長担当委員長臨席のもと開催しました。
今後も、子どもたちを令和の都だざいふの宝として市政運営のまんなかに位置付け、その命が守られ、彼らがすくすくのびのびと成長できる居場所や出番づくりを積極的に進めて参ります。
そして、本市の積年の課題でありました中学校完全給食の開始に向けても着実に準備を進めております。10月には受入施設も完成し、先日は2つの中学校で給食提供のリハーサルを行いました。
今後は保護者向け試食会も実施し、来年1月の本番に備えます。なお、食料品価格等高騰に対する子どもたちと子育て世代の皆さんの生活支援のため、1月から3月分の給食費を無償化いたします。
こうした取組も評価され、地域ブランド調査2023の市区町村魅力度ランキングでも、本市は全国43位にランキングされました。令和のご縁をいただいた直後の過去最高と同等の順位となります。
その後も、本市が誇る観世音寺の宝蔵が国有形文化財に登録される運びとなるなど着実に上昇気流に乗って来ています。今後も令和の都だざいふをさらに羽ばたかせるため取組を進めて参ります。​

令和5年12月1日

太宰府市長 楠田 大蔵

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