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市長提案理由説明冒頭あいさつ(令和4年第3回(9月)定例会・令和4年8月29日)

ページID:0023816 更新日:2022年8月29日更新 印刷ページ表示

皆様、おはようございます。
本日ここに、令和4年第3回太宰府市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、大変ご多用の中にご参集いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
さて、心配された出水期ですが今のところ私が就任後初めて福岡県内で特別警報が発出されておらず、本市でも避難情報を発令せずに済んでおり、胸を撫で下ろしております。
とは言え、断続的にゲリラ豪雨が発生しており、先日は落雷により水城西小学校の空調などが大きな被害を受け現在復旧に全力を挙げております。皆様も引き続きご注意ください。
コロナ禍は今なお陽性者が本市でも高止まりしており、着実なワクチン接種やいち早く開始した陽性者や濃厚接触者に対する食料・生活物資支援などを行っているところです。
また、3月補正予算によるキャッシュレス商品券「だざいふペイ」を8月より、要望の強かった「だざいふ紙ラク商品券」を10月より販売し、生活の下支えと経済の活性化を図ります。
加えて、7月請求分から大幅な恒久引下げを実現した下水道使用料について、続く原油高物価高による影響を緩和するため年末の入り用の時期の一か月無料化の提案をしております。
更には、小中学校給食のミルク代無料化や保育所等の給食の質を維持するための費用、全事業者への燃料費の助成など家計や経営の固定費を軽減する予算を提案しております。
その他コロナに係る緊急支援策として、市民の安心安全を確保するための全公民館へのAED配備費用、FM等活用により観光、渋滞、コロナ関連情報等を広く発信する費用、子ども食堂を運営する団体等への支援として食材の保管等を行う冷蔵庫を設置する費用、男性トイレにサニタリーボックスを設置する費用などを計上提案しております。
引き続き国・県とも緊密に連携し、重症化リスクの高い高齢者をはじめ皆様の命と健康を守るための取組に全力を挙げて参りますので、皆様の引き続きの対策をお願い致します。
また、認定案件であります令和3年度太宰府市一般会計歳入歳出決算は、コロナ禍を乗り越え一期目の最終年度として公約を実現すべく、全力で駆け抜けた集大成の決算であります。
その結果としまして、意欲的なコロナ対策を大胆に実施しつつコロナ禍の影響で大幅な減収が懸念された市税も微減にとどめ実質収支は21億余の黒字決算とすることができました。
また、ふるさと納税は、返礼品の拡充や積極的広報、企業版ふるさと納税の開始などに取り組み、倍増となる約4億7千万円の大幅増を成し遂げ、9億円を超えるまでに至りました。
歳出につきましては、生活道路の改良事業の拡大、「にしのまどぐち」開設や証明書のコンビニ交付の開始、子育て世代包括支援センターの開設など特に市民生活の向上に注力しました。一期目の最終決算を経て、未来への備えとして過去最高の基金残高を記録し、将来へのつけを可能な限り残さないよう市債も着実に減らすことが出来たことは本望であります。
そして、6月議会以降も各種施策を鋭意進めております。
6月議会にて大枠の方針の承認を頂きました中学校完全給食につきましては、受入施設の設計業者の入札を既に終え、配食業者の選定にも着手しております。
今後も就任以来着実に増加傾向の市税収や基金、本議会で提案します「令和の都太宰府ふるさと納税基金」などを活用し、来年度中出来るだけ早い時期の開始に向け全力を挙げます。
令和発祥の都太宰府梅プロジェクトでは、本年度の目玉と位置付けております官学連携での梅の成分の分析調査研究を始めました。引き続き更なるブランディングを図って参ります。
観光施策としては、観光協会の一般社団法人化を実現し、タビットキャラクターを活用したカラーマンホールカード配布を開始しました。更なる回遊性の向上を図って参ります。
7月22日には、念願の「太宰府市文化財保存活用地域計画」が文化庁長官より認定されました。世界に冠たる令和の都太宰府に向け更なる飛躍を図る上での不可欠の計画となります。
本市の文化財の主要要素である大宰府関連史跡群や日本遺産、太宰府天満宮とその門前、市民遺産などを相互に連関させ、官民連携により更なる保存や先進的多用途活用を図ります。
7月末には、約500人の市内外の皆様が参加されるなか96年の歴史を誇るラジオ体操が市制施行40周年を記念して大宰府政庁跡からNHKラジオで全国中継されました。
元号令和発祥の地でもある会場の大宰府政庁跡には当日はまさかの虹も出て、1300年の時空を超えてこの地がNHK全国放送の発信地となりましたことは感慨深いものでした。
今月頭からは1階市民課窓口待合状況閲覧システム運用が開始され、待合状況の見える化や遠隔確認が可能となりました。うれしいことに、若手の発案によるゼロ予算での実現です。
ウクライナ避難民学生に対しては、ふるさと納税CFなどにより全国各地から総額1400万円を超える寄附金が集まり、激励メッセージとあわせて直接贈呈することが出来ました。
今後は彼らと市内の子どもや学生たちとの交流を仲立ちし、戦争の現実や平和の大切さを知り、未来の両国の懸け橋となってもらうような取組を進めて参ります。
姉妹都市友好都市との交流につきましては、20周年を迎える奈良市とは現地で10周年を迎える扶餘郡とはオンラインでそれぞれトップ対談を行いました。更なる連携を目指します。
今後も引き続き、「令和の都さらに羽ばたく太宰府」の実現に向け私の持ちうる力を出し尽くす所存でありますので、皆さまのご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和4年8月29日

太宰府市長 楠田 大蔵

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