ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 太宰府市 文化財情報 > 文化財課のしごと > お知らせ > 観世音寺宝蔵が新たに国の登録有形文化財になりました。

本文

観世音寺宝蔵が新たに国の登録有形文化財になりました。

ページID:0033778 更新日:2024年3月14日更新 印刷ページ表示

 観世音寺は、七世紀後半に天智天皇が母・斉明天皇の供養のために創建し、天平18年(746)に完成した寺院です。正式な僧侶となる儀式を行うための「戒壇」が設置されたことで、遠方からも多くの仏教者が訪れ、隆盛しました。
 令和6年3月6日、観世音寺境内の東側に建つ宝蔵が、国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。この宝蔵は、観世音寺が持つ仏像を保管・展示するため、昭和34年(1959)に伊藤要太郎の設計により建築された、鉄筋コンクリート造二階建の瓦葺きの建物です。境内景観や仏像を展示する内部空間との調和をはかるため、寺院建築の意匠にもとづいた和風意匠でまとめられており、端正かつ優美な戦後の和風建築として評価されました。

観世音寺宝蔵

読み/かんぜおんじほうぞう
所在/観世音寺五丁目51-3
所蔵者/観世音寺
構造/鉄筋コンクリート造二階建、瓦葺
広さ/建築面積340平方メートル
建築年/昭和34年(1959)

観世音寺宝蔵の外観写真 観世音寺宝蔵の展示室の写真

登録有形文化財とは

 この登録制度は、近年の国土開発や都市計画の進展、生活様式の変化等により、社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたものです。届出制と指導・助言等を基本とする緩やかな保護措置を取るもので、従来の指定制度(重要なものを厳選し、許可制等の強い規制と手厚い保護を行うもの)を補うものです。

有形文化財(建造物)(文化庁ホームページ)<外部リンク>

​関連ページ

太宰府市内の指定・登録文化財一覧

地図

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?

くらし・行政サイト

令和発祥の都サイト

観光サイト

太宰府市 文化ふれあい館<外部リンク>

大宰府展示館<外部リンク>

太宰府市公文書館

九州歴史資料館<外部リンク>

日本遺産 太宰府