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第5回景観・市民遺産会議(開催報告)
景観・市民遺産会議は、「百年後も誇りに思える美しいまち・太宰府」をめざし、良好な景観の形成および市民遺産の育成の推進を話し合う、市民・行政・事業者の協働で組織されたまちづくりの会議です。
この会議において、太宰府市民遺産の認定がはかられ、今回新たに2件の太宰府市民遺産が認定されました。
開催日:平成27年2月21日(土曜日)
会場:九州国立博物館ミュージアムホール
今回認定された太宰府市民遺産
第10号「太宰府の梅上げ行事」提案団体:太宰府梅ばやし隊
「梅上げ」は、初老を迎える男性、還暦を迎える男女が厄払いに太宰府天満宮に梅の木を献じる行事。
梅上げの隊列を三味線や太鼓のお囃子で盛り立て、資料収集などを通して梅上げ行事の歴史と物語を伝えていきます。
提案概要「太宰府の梅上げ行事」(PDFファイル:769KB)
第11号「高雄の自然と歴史」提案団体:高尾山の自然と歴史を語り継ごう会
市の南東部に位置する高雄地区には、高尾山や高尾川をはじめとする豊かな自然と、高尾山城跡や大行事塔などの文化遺産が存在します。
清掃活動や文化遺産調査を行ない、散策会や展示活動を通して地域住民に高雄地区の物語を伝えていきます。
当日の模様
冒頭に、平成26年度に新たに創設された「だざいふ景観賞」の第1回表彰式が行われました。
昨年、市民遺産第9号に認定された「苅萱の関跡とかるかや物語」の育成活動状況を育成団体の「かるかや物語を伝える会」が報告し、石碑周辺の美化活動や、関連の文化遺産をめぐるツアーが催されたことなどが伝えられました。会場前ではその他市民遺産と育成活動状況がパネル展示で紹介されました。
市民遺産候補の提案では、それぞれの団体が創意工夫を凝らしたプレゼンを展開し、いずれも会議委員の全会一致で認定が採決されました。
市民遺産関連ステージとして、「苅萱の関跡とかるかや物語」の市民遺産認定をきっかけに生まれた筑前琵琶曲「苅萱物語」を作者の寺田蝶美さんによって演奏していただきました。
プログラム
- 第1回だざいふ景観賞表彰式
- 認定市民遺産の育成活動報告
- 「苅萱の関跡とかるかや物語」
市民遺産育成団体:かるかや物語を伝える会
- 「苅萱の関跡とかるかや物語」
- 市民遺産候補の提案
- 候補1「太宰府の梅上げ行事」
提案団体:太宰府梅ばやし隊 - 候補2「高雄の自然と歴史」
提案団体:高尾山の自然と歴史を語り継ごう会
- 候補1「太宰府の梅上げ行事」
- 市民遺産関連ステージ
- 筑前琵琶「苅萱物語」(かるかやものがたり)
演奏:寺田蝶美(てらだちょうび)
- 筑前琵琶「苅萱物語」(かるかやものがたり)
- 市民遺産認定書授与式
だざいふ景観賞表彰式 だざいふ景観賞表彰式 会議風景
育成活動報告 市民遺産提案(候補1) 市民遺産提案(候補2)
認定採決 筑前琵琶演奏 寺田蝶美さん
認定書授与式 認定書授与式 パネル展
お知らせ~太宰府市民遺産展
太宰府市民遺産を紹介する展示を開催します。
期間・場所
平成27年7月18日~8月30日:太宰府市文化ふれあい館1 階多目的ホール
平成27年9月1日~15日:太宰府市いきいき情報センター2 階市民ギャラリー
平成27年9月17日~9月30日:太宰府館2 階ギャラリー
詳しくは「広報だざいふ」7月号やホームページでお知らせします!
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