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市内の指定文化財 工芸

ページID:0002381 更新日:2021年8月31日更新 印刷ページ表示

国指定有形文化財

梵鐘

梵鐘画像

読み/ぼんしょう
所在/観世音寺5丁目6-1 観世音寺所蔵
所在指定年月日/明治37年2月18日指定
昭和28年11月14日国宝指定

7世紀末に造られた日本最古の梵鐘で、菅原道真の漢詩にも詠まれています。京都・妙心寺の梵鐘とは同じ鋳型で作られた兄弟鐘で、龍頭の大きさなどから、698年制作の妙心寺梵鐘より古いと考えられます。

 

現在、九州国立博物館4階文化交流展にて展示中です。

毛抜形太刀

読み/けぬきがたたち
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/大正12年3月28日指定

太宰府天満宮に伝わる刀剣類のひとつで、柄に毛抜き形の透かし彫りを施すものです。天正6(1578)年に秋月種実の焼き討ちで本殿とともに被災したといわれています。全長83.3センチメートル、刀身の長さ66.4センチメートル、反り2.8センチメートル。平安時代中頃の作です。

太刀

読み/たち
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
生年月日/大正元年9月3日指定

長さ60.1センチメートル、反り2.1センチメートル。茎の中央に大きく「俊次」と刀銘が切られています。作者の青江俊次は建暦年間の備中古青江派の刀工で、この太刀は鎌倉時代の古青江派刀工の作風を知る上で貴重な資料です。

銅製天蓋光心

銅製天蓋光心画像(九州歴史資料館提供)

読み/どうせいてんがいこうしん
所在/観世音寺5丁目6-1 観世音寺所蔵
生年月日/大正元年9月3日指定

仏像などの頭上にかざす天蓋の中心をなす銅鏡と銅製鏡装着具で、八花形の銅板中央にはめ込まれた瑞図鏡の背面には、多くの吉祥天像を鋳出しています。奈良時代の作とみられます。

梅月蒔絵文台

読み/ばいげつまきえぶんだい
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
生年月日/昭和55年6月6日指定

文台とは、冊子や短冊などをのせる刳形をつけた低い脚の長方形の小机です。縦33.9センチメートル、横58.0センチメートル、高さ9.4センチメートルで、黒漆地に金泥で梅花などを描いています。裏面の「信元(花押)」銘から、16世紀中頃天満宮の留守職を務めた小鳥居信元が使っていたことがわかります。数少ない室町時代の蒔絵品として貴重です。

県指定有形文化財

刀 銘 筑州住左行秀鍛之/嘉永二二年二月日應小倉正治好

読み/かたな めい ちくしゅうじゅうさのゆきひでこれをきたう
   かえいよねんにがつひ おぐらまさはるのこのみにおうず
所在/石坂4丁目7-2 九州国立博物館 福岡県所蔵
所在指定年月日/昭和33年7月26日指定

全長97.0センチメートル、刀身の長さ73.2センチメートル、反り1.8センチメートル。作者の左行秀(さのゆきひで)は、筑前国上座郡朝倉の星丸村に生まれた江戸時代後期を代表する刀工で、土佐で活躍しました。江戸時代後期、嘉永4年(1851)の作です。

銅製鰐口

読み/どうせいわにぐち
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/昭和37年2月20日指定

鰐口とは、社寺の堂の軒下に吊るし、その前に垂らされた鉦の緒という布製の緒を振って打ち鳴らす梵音具(音の出る仏具)のひとつです。慶長5(1600)年、大鳥居信寛と勾当坊の政重、筑後の領主筑紫広門によって安楽寺天満宮に寄進されたものです。

鉄製雲版

読み/てつせいうんばん
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/昭和33年11月13日指定

形が雲に似ていることから雲版と呼ばれます。禅宗寺院で座禅や食事の時間を知らせる時などに鳴らして使われるものです。文治3(1187)年に安楽寺に寄進されたもので、製作年が分かる資料では我が国最古のものです。

鶴亀文懸鏡

読み/つるかめもんかけかがみ
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/昭和37年2月20日指定

越前敦賀の城主である大谷吉継が、太宰府天満宮に奉納した2面の銅製の鏡です。直径は73.1センチメートルで、背面中央に亀、その頭部に嘴を交え向かいあった二羽の鶴を配しています。文禄2(1593)年、京都の鋳物師中嶋六郎左衛門尉藤原光重の作です。

銅製麒麟並に鷽

銅製麒麟並に鷽画像

読み/どうせいきりんならびにうそ
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/昭和37年2月20日指定

麒麟は才知、技芸に秀でた菅原道真をたとえて、鷽は毎年1月7日に行われる鷽替え神事にちなんで作られました。これらは嘉永5(1852)年、博多鋳物師の山鹿包秋、包信、包春によって製作されたものです。太宰府天満宮宝物殿の西側に並んであります。

銅製神牛

銅製神牛画像

読み/どうせいしんぎゅう
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/昭和37年2月20日指定

天満宮境内に牛の像が多いのは、菅原道真が丑年生まれで、亡くなった日も丑の日であったことなどによります。楼門前にある銅製神牛は、18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍した博多鋳物師の山鹿儀平藤原包賢の作で、文化2(1805)年のものです。

銅製花瓶

読み/どうせいけぎょう
所在/石坂4丁目7-2 九州国立博物館所蔵所蔵
所在指定年月日/昭和37年2月20日指定

口と底が広く、頸と腰が細くしまり、胴が張るという亜字形花瓶で、高さ53.3センチメートルで、5つの部分に分けて鋳出したものを鋲で留められています。胴部に鏨彫りされた銘から慶長3(1598)年の作とわかります。

筆洗・印材

筆洗画像

読み/ふであらい いんざい
所在/宰府4丁目 個人蔵
所在指定年月日/昭和35年4月12日指定

明治時代の書家である宮小路康文(浩潮)の遺品で、大筆洗は明治23年帝国議事堂の大額を書いて明治天皇から恩賜されたものです。また印材は三個一揃いの赤色の蝋石で、明治27年議事堂再建の際、再び額を揮亳して貴族院、衆議院から贈呈されたものです。福岡の代表的書家の遺品であるばかりでなく、帝国議会史とも関連が深いものです。
画像は筆洗です。

太宰府天満宮飛梅柵擬宝珠 附釘かくし

読み/だざいふてんまんぐうとびうめさくぎほうじゅ つけたり くぎかくし
所在/宰府4丁目7-1 太宰府天満宮所蔵
所在指定年月日/昭和37年2月20日指定

太宰府天満宮本殿の前にある飛梅柵の小柱頭につけられていた宝珠(葱坊主)形の装飾具です。陰刻された銘文より、天正17(1589)年に造られたと考えられます。なお、現在飛梅柵につけられている擬宝珠は、これにならって新造されたものです。

梵鐘(半鐘)

梵鐘(半鐘)画像

読み/ぼんしょう(はんしょう)
所在/観世音寺5丁目7 戒壇院所蔵
所在指定年月日/平成9年7月25日指定

半鐘とは法要の始まりを知らせる際に打つ小型の鐘です。高さは56.8センチメートルで、貞享元(1684)年に博多の鋳物師礒野藤四郎正慶によって造られたものです。朝鮮鐘という朝鮮半島の形式をまねて造られています。

梵鐘

梵鐘画像

読み/ぼんしょう
所在/観世音寺5丁目7 戒壇院所蔵
所在指定年月日/平成9年7月25日指定

元禄14(1701)年、当時の住職運照の依頼で、博多の鋳物師礒野七兵衛正慶が造ったものです。高さは104.6センチメートルで、朝鮮鐘という朝鮮半島の形式を模倣して造られています。鐘身には24字の梵字が配され、梵鐘作成の経緯や戒壇院の近世再興の歴史が刻まれています。

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