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文化遺産大字太宰府
大野城跡(おおのじょうあと)
登録番号 E0143
所在場所 市内・市外(宇美町・大野城市)
名称 大野城跡
通称 ―
文化遺産情報 大宰府防衛のために天智天皇4年(665)に基肄城と南北に相対して、大宰府政庁背後の大城山(410メートル)に築かれたものである。『日本書紀』によるとこの城は百済の亡命者である憶礼福留、四比福夫の指揮のもと築造されたもので、尾根に沿って土塁を巡らし、谷を通過する部分には石垣が築かれている。土塁は版築によって構築され、総延長は約6.5キロメートル、基底部幅約10メートル、高さ3~4メートルである。