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文化遺産大字北谷(1)
北谷ダム
登録番号 A0001
名称 北谷ダム
所在場所 北谷
文化遺産情報 山の神川の上流にある多目的ダム。県営北谷ダムとして平成11年(1999)11月に完成し、総貯水量は251,000立米。貯水は、灌漑用水補給、既得用水の安定化、河川環境の保全などに利用されている。
山の神
登録番号 A0002
名称山の神
所在場所 北谷
文化遺産情報 北谷区で祭られている山の神様。本来ダムの下流に祀られていたが、北谷ダム建設(昭和63年度着工)により、現在地に移された。
宝満山橋(ほうまんざんばし)
登録番号 A0003
名称 宝満山橋(ほうまんざんばし)
所在場所 北谷
文化遺産情報 御笠川に架かる橋の中で最も上流に架かる橋。福岡営林署によって昭和49(1974)年に俊工したものである。
一のイデ
登録番号 A0004
名称 一のイデ(小野井手または一番井手)
所在場所 北谷
文化遺産情報 北谷地区の高所の水田への取水口。側溝の中に水量の調整をするための大きな石(ハネ石)がある。
二のイデ
登録番号 A0005
名称 二のイデ
所在場所 北谷
文化遺産情報 北谷地区を流れる、御笠川に設けられた取水口のイデの1つ。ここで取り込まれた水は、井川を通って北谷宮ノ下地区へと流れていく。名前の由来は、北谷地区にある御笠川のイデのうち、上流から二番目に位置することからと考えられる。
新溜池・新池
登録番号 A0006
名称 新溜池・新池
所在場所 北谷
文化遺産情報 北谷地区を流れる御笠川上流部沿いに位置する溜池。近代に造られたもので、面積は1,206平方メートル。現在は防火用水として使用されており、地元では「火事の時以外は絶対に使ってはならない」と言い伝えられている。
しかけ水路
登録番号 A0007
名称 しかけ水路
所在場所 北谷
文化遺産情報 この水路は、二のイデから北谷地区内に流れ込む井川の途中から分かれ、谷池に入れ込む為のもの。谷池の水を使っている人達で、水路の掃除を定期的に行っているとのこと。
谷池
登録番号 A0008
名称 谷池
所在場所 北谷
文化遺産情報 明和4(1767)年頃、谷ノ池と農業用水路(掛け樋)が完成し、出口・小畑・口ノ坪一帯の畑が水田化されたと伝え聞く。
オッゴヤのイデ
登録番号 A0009
名称 オッゴヤのイデ
所在場所 北谷
文化遺産情報 地元で「オッゴヤのイデ」と呼ばれるもので、田畑へ水を引く取水口。北谷には小字名として「奥小屋」があり、それがなまって呼び名が変化したと考えられる。
イヤノ浦橋
登録番号 A0010
名称 イヤノ浦橋
所在場所 北谷
文化遺産情報 北谷地区を流れる御笠川に架かる橋で、平成17年(2005)5月に俊工したもの。このイヤノ浦橋が架かる御笠川上流部は、「北谷川」とも呼ばれている。
自然石
登録番号 A0011
名称 自然石
所在場所 北谷小野
文化遺産情報 イヤノ浦橋の右側にある自然石で、触ると祟りがあると昔から言われている。
真誉親王墓
登録番号 A0012
名称 真誉親王墓(しんよしんのうのはか)
所在場所 北谷小野
文化遺産情報 高さ143センチメートルほどの自然石の表面に「親世親王墓」と刻まれている。真誉親王は、鳥羽院の第八皇子で、7才のとき母を亡くして出家し、18才で法眼の位にのぼったが、その後、姿を消したという。法皇は諸国に尋ねたが、実は真誉親王はこの地にしばらく隠棲していたという。
竃門神社新宮(北谷遙拝所)
登録番号 A0013
名称 竈門神社新宮(北谷遙拝所)
所在場所 北谷
文化遺産情報 地誌類には「宝満宮」「新宮」「新宮宝満社」と様々な表記があり、旧社地は字大黒寺の上にあったといい、元宮の地名が残っている。西南戦争後に社名を竈門神社遙拝所とされたが、ムラ人は氏神様と呼んでいる。祭神は玉依姫命・神功皇后・応神天皇の三神である。
北谷の道標
登録番号 A0014
名称 北谷の道標
所在場所 北谷
文化遺産情報 太宰府市北谷のウジガミの近くにある道標。石には、「左ほうまん 右をたけ山」と彫られている。
共同井戸
登録番号 A0015
名称 共同井戸
所在場所 北谷
文化遺産情報 昔は、この井戸を共同で使っていたが、現在は使用していない。
たな池
登録番号 A0016
名称 たな池
所在場所 北谷
文化遺産情報 このたな池に、宮ノ下地区における井川利用の基本形を見ることができる。主流の井川と、それから各家に引き込み、洗い物に利用した池の形がよく分かる。
庚申天
登録番号 A0017
名称 庚申天
所在場所 北谷 宮ノ下
文化遺産情報 集落を縦断する道(現道)と宝満山へ行く旧道の分かれに置かれた庚申天で、高さ=157cmを測り、天明7(1787)年建立であることが銘文から読み取れる。
はね石
登録番号 A0018
名称 はね石
所在場所 北谷
文化遺産情報 各家に引き込む水量を調節するため、水路内に石を置いている。
大水避け石垣
登録番号 A0019
名称 大水避け石垣
所在場所 北谷
文化遺産情報 川の側に家があるため、洪水の備えに石垣が築かれている。
ウランカワイデ
登録番号 A0020
名称 ウランカワイデ
所在場所 北谷
文化遺産情報 北谷地区を流れる御笠川にある井手。地域の方からは「ウランカワのイデ」と呼ばれている。周辺の田への灌漑用水を取り込むための取水口であり、昭和40年頃は4.6ヘクタール程の田を灌漑していた。
内山辛野遺跡(うちやまからしのいせき)
登録番号 A0077
名称 内山辛野遺跡(うちやまからしのいせき)
所在場所 内山、北谷
文化遺産情報 太宰府市の内山・北谷に広がる遺跡。発掘調査から、礎石建物群・土塁・石垣・人為的造成面等が確認されている。また、鎌倉時代から室町時代にかけての庭園遺構も確認されている。市指定史跡。
宝満山
登録番号 A0080
名称 宝満山
所在場所 太宰府市内山・北谷
文化遺産情報 太宰府市の北東に位置し、古代大宰府が置かれたのと時を同じくして祭祀遺跡が確認でき、飛鳥時代まで遡る竈門神社。そして中世における大山寺、さらには近世における修験の山として命脈を保ち続けている。現在は、登山の山として多くの来訪者が登る山として親しまれている。