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参拝の記念に!太宰府の神社&お寺で御朱印めぐり

ページID:0016897 更新日:2021年11月4日更新 印刷ページ表示

参拝の記念の御朱印めぐり

神社やお寺で授与される御朱印は、神仏とのご縁を結ぶもの。参拝の証として、御朱印を集める方も少なくありません。太宰府の社寺では、オリジナルの御朱印帳を手に入れられるところも多く、御朱印集めの第一歩にもおすすめです。

太宰府天満宮|BEAMSとのコラボや、大人かわいい御朱印帳にも注目

太宰府天満宮オリジナルの御朱印帳

「菅聖庿(かんせいびょう)」の朱印授与所は御本殿

(1):太宰府天満宮オリジナルの御朱印帳2000円(左)、BEAMSコラボの御朱印帳2500円(右) (2):御朱印は志納(500円から)。御神木である梅の朱印と、菅原道真公を祀る神聖な廟を意味する「菅聖庿(かんせいびょう)」の朱印が押される (3):授与所は御本殿の左右2カ所にある

 

太宰府のシンボルでもある「太宰府天満宮」は、菅原道真公(天神さま)を祀る全国約1万2000社の総本宮。学問・文化芸術の神様として厚く信仰され、受験生をはじめ、年間1000万人もの参拝者が訪れます。

境内の授与所に並ぶオリジナルの御朱印帳は2種類あります。ひとつは道真公が愛した梅の花をあしらった、落ち着きのあるデザインで、黒地に淡いピンクと紫の梅の花が咲く和柄が、大人かわいいと評判です。

そしてもう一種類は、若者に人気のブランド「BEAMS(びーむす)」とコラボした御朱印帳!デザインを手掛けたのは、染色家でありテキスタイルデザイナーとしても活躍する岸本かや氏です。幸運を運ぶといわれる御神鳥・鷽(うそ)と、天神さまの梅をあしらったBEAMSコラボの御朱印帳は、毎月25日に数量限定で授与所に並びます(1人1冊のみ、なくなり次第終了)。

 

御朱印は太宰府天満宮の開門時間中にいつでもいただけます。

 

太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)

電話:092-922-8225

住所:太宰府市宰府4-7-1

交通:西鉄太宰府駅から徒歩5分

料金:境内自由。(菅公歴史館は入館大人200円、宝物殿は拝観大人500円)

時間:6時30分~19時(春分の日~秋分の日の前日は6時~、6・7・8月は~19時30分、12・1・2・3月は~18時30分)※菅公歴史館と宝物殿は9~16時30分(入館は~16時)

定休日:無休 ※菅公歴史館は火・水曜。宝物殿は月曜(祝日の場合は開館)

駐車場:太宰府駐車センター(850台)利用。普通車1回500円

 

天開稲荷社|太宰府天満宮の境内にある開運のパワースポット

天開稲荷社 鳥居狛狐天開稲荷社の御朱印

(1):春は新緑、秋は紅葉に包まれる自然のなかで、赤い鳥居が美しく映える (2):境内には狛狐(こまぎつね)が静かに佇む (3):御朱印は志納(500円から)。開運と商売繁盛の朱印が添えられる

 

「太宰府天満宮」の境内にある「天開稲荷社(てんかいいなりしゃ)」は、その名の通り“天に道が開けて運気が上昇する”パワースポットとして知られています。

「太宰府天満宮」の御本殿からさらに境内の奥へと進み、北東にある小高い丘を上ること約15分。道中に連なる赤い鳥居をいくつもくぐって、階段を上った先に立つ御社殿には、厳かな雰囲気が漂います。御祭神は、宇迦之御魂神(うかたのみたまのかみ)。京都の「伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)」から、鎌倉時代末期に勧請され、九州最古のお稲荷さんとして親しまれてきました。

「天開稲荷社」の御朱印は、「太宰府天満宮」の御朱印所で授与されています。心を込めてお参りし、2つの神社の御朱印をいただきましょう。

 

宝満宮 竈門神社|桜の御朱印をいただき、縁結びを祈願!

創建1350年記念の授与所桜の御朱印帳竈門神社 桜の名所

(1):創建1350年を記念して建てられた授与所。天井には桜の装飾、壁には桜色の大理石があしらわれる (2):桜の御朱印帳は1500円。御朱印は初穂料500円 (3):竈門神社は昔から桜の名所で、たくさんの和歌にも詠われてきた

 

玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀る「宝満宮 竈門神社」は、縁結びの神様として有名です。境内には、恋の行方を占う「愛敬の岩(あいけいのいわ)」など、縁結びのスポットがいっぱいあります。また、大宰府政庁の鬼門除けとして宝満山で祭祀が行われ、古くは大陸に渡る人々が航海の安全と成功を祈願したことから、方除け・厄除けにも御利益があるといわれています。

 

境内にある授与所は、「100年後のスタンダード」をコンセプトに、世界的なインテリアデザイナーによって設計されたモダンな造り。ピンクと白を基調にした可愛い雰囲気の建物の中には、縁結びのお守りや御朱印帳などが並びます。

 

オリジナルの御朱印帳は、御神紋である桜をモチーフにした総柄のデザイン。グリーン系の浅葱色とピンク系の桃色の2種類から選ぶことができます。桜の名所として名高い神社にふさわしく、御朱印にも社印とともに桜の印が押されます。

 

宝満宮 竈門神社(ほうまんぐう かまどじんじゃ)

電話:092-922-4106

住所:太宰府市内山883

交通:西鉄太宰府駅からコミュニティバス「まほろば号」内山行きで10分、終点下車すぐ

料金:拝観無料

時間:境内自由(授与所は8時30分~18時)

定休日:無休

駐車場:100台(1回400円)

 

観世音寺|国宝の梵鐘をあしらった御朱印帳が人気

観世音寺の御朱印帳馬頭観音立像国宝の梵鐘
(1):国宝の梵鐘が描かれた御朱印帳1500円。御朱印は初穂料300円(2):一番手前の仏像は、高さ503センチメートルを誇る馬頭観音立像(ばとうかんのんりつぞう)。桧材の寄木造りで、平安時代後期の作といわれる  (3):国宝の梵鐘。文武天皇2年(698)の銘がある、京都「妙心寺」の鐘と同じ型で造られている

 

「観世音寺」はかつて、九州の寺院をまとめる府大寺(ふたいじ)として栄えた、由緒あるお寺です。

境内にある梵鐘は国宝で、7世紀末頃に造られたとみられる日本最古級の鐘です。大宰府に左遷された菅原道真公は、外出もままならない状況のなか、「都府楼はわずかに瓦の色をみ、観音寺はただ鐘声を聴くのみ」という漢詩を詠んでいます。この梵鐘は今もなお現役で、大晦日には除夜の鐘が鳴らされ、厳かな鐘の音を響かせています。また、境内の宝蔵では、平安〜鎌倉時代に造られた仏像を見ることができます。高さ5メートルを超える九州最大級の仏像をはじめ、全16体の仏像はすべて、国の重要文化財に指定される貴重なものばかりです。

 

御朱印&御朱印帳の授与は、こちらの宝蔵の拝観受付で行っています。御朱印帳は、表には国宝の梵鐘、裏には講堂が描かれたオリジナルのデザイン。御朱印はひとつひとつ手書きでいただくので、参拝者が多くて混雑しているときは、境内や宝蔵を拝観する前に御朱印帳を預けておくとよいでしょう。

 

※国宝の梵鐘は、2022年3月31日まで「九州国立博物館」に出品されています

 

観世音寺(かんぜおんじ)

電話:092-922-1811

住所:太宰府市観世音寺5-6-1

交通:西鉄都府楼前駅から徒歩20分

料金:拝観無料(宝蔵は大人500円、高校・大学生300円、小・中学生150円)

時間:境内自由(宝蔵は9〜17時)

定休日:無休

駐車場:45台

坂本八幡宮|令和の時代にふさわしい御朱印を授与

坂本八幡宮 御朱印太宰府は令和発祥の地「梅花の歌三十二首 序文」の石碑

(1):御朱印は初穂料500円。郵送の場合は、初穂料・送料込みで594円(振込用紙で後納) (2):「太宰府は令和発祥の地。1300年の時を超え、次世代に伝えていきたい」と御田宮司 (3):境内には「梅花の歌三十二首 序文」が刻まれた令和の石碑が立つ

 

「坂本八幡宮」は主祭神に応神天皇を祀り、地元の土地神・産土神として信仰される神社です。2019年に新元号が制定された際には、令和ゆかりの地として一躍有名になりました。

 

御朱印に押される「初春令月 気淑風和」という文字は、令和の典拠となった『万葉集』の一節です。これは大宰府の長官・大伴旅人(おおとものたびと)が、梅花をテーマに詠んだ和歌を集めた「梅花の歌三十二首 序文」に書かれたもの。「坂本八幡宮」はまさに、この「梅花の宴(ばいかのえん)」が開かれた大伴旅人邸跡の候補地の一つであり、令和ゆかりの御朱印を求めて、たくさんの参拝者が訪れています。

御朱印は、宮司さんがいる場合は手書き、不在の場合は書き置きに日付けを入れていただくことができます。社務所が開いていない時には、社務所に置かれた申込み用紙に記載して箱に入れておけば、御朱印を郵送していただくことができます。

 

坂本八幡宮(さかもとはちまんぐう)

電話:092-928-3100

住所:太宰府市坂本3-14-23

交通:西鉄都府楼前駅から徒歩15分

料金:拝観無料

時間:境内自由(社務所は9時〜16時)

定休日:無休(社務所は土・日曜、祝日を中心に開設)

駐車場:30台

 

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ご紹介した5つの社寺は、西鉄太宰府駅を起点に車で10分圏内の場所にあります。電車やバスなど公共交通機関でも移動できるので、気軽に御朱印めぐりへ出かけましょう。

 

※掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

※料金はすべて取材時点の税込料金です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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