(目的)

第1条　この要綱は、独居高齢者及び身体障がい者(以下「要支援者」という。)に対し、緊急通報装置(以下「装置」という。)を設置することにより、急病や災害等の緊急時に迅速、かつ、適切な対応を図り、要支援者の福祉の増進に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条　装置とは、要支援者が家庭内で急病や災害等緊急事態に陥ったとき、無線発信機等を用いて緊急通報センターに通報することにより、より速やかに対象者の救助を行う装置をいう。

(対象者)

第3条　この事業の対象者は、市内に住所を有する者で、次に掲げる者とする。

(設置申請)

第4条　装置の設置を受けようとする者は、太宰府市緊急通報装置設置申請書(様式第1号)を市長に提出しなければならない。

(設置の決定)

第5条　市長は、前条の申請があったときは、速やかに申請の内容を審査し、太宰府市緊急通報装置設置決定通知書(様式第2号)又は太宰府市緊急通報装置設置却下通知書(様式第3号)により申請者に通知するものとする。

(設置期間)

第6条　設置期間は、設置決定の日からその日の属する年度の終了する日までとする。ただし、設置期間が終了する日までに設置取消の決定を行わないときは、その日の翌日から起算して1年間は引き続き効力を有するものとし、以下同様とする。

(異動の届出)

第7条　利用者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、太宰府市緊急通報装置設置変更・辞退届書(様式第4号)により速やかに市長に届け出なければならない。

(費用負担)

第8条　この事業における緊急通報装置の設置を受ける者は、別表に定めるところの費用を負担するものとする。

(委任)

第9条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。