本文
太宰府市歴史的風致維持向上計画
計画について
市では、平成20年11月4日に施行された「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」に基づき、「太宰府市歴史的風致維持向上計画」を策定し、文部科学省、農林水産省、国土交通省の3省に認定申請し、平成22年11月22日に認定を受けました。
歴史的風致とは、歴史まちづくり法第1条において、「地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」と定義されています。
本市は、大陸への門戸である玄界灘の近くながら、山々に囲まれた盆地状の地に、大宰府が設置されて以来1300年以上の歴史のなかで、宝満山や四王寺山などの自然環境や大宰府関連史跡、太宰府天満宮とその門前町などの歴史的環境が伝えられてきています。これらの環境と一体となって「太宰府天満宮神幸式」や「さいふまいり」など伝統を引き継いだ人々の営みが展開され、太宰府の歴史的風致を形成しています。
太宰府市歴史的風致維持向上計画は、これらの太宰府の歴史的建造物などの保全・活用や伝統的活動の継承のためのソフト事業などを一体的に実施し、太宰府の歴史的風致を将来に伝えるまちづくりを推進する計画です。
進行管理・評価シート
歴史的風致維持向上計画の推進にあたり、認定計画の実施状況や成果などの評価を行う、「進行管理・評価制度」があります。
この制度に基づき、太宰府市歴史的風致維持向上計画の評価を行いましたので、その結果を公表します。
<1> 進捗評価
令和3年度の施策・事業の実施状況の評価を行いました。
次の6つの評価軸に基づき評価を行い、次年度の取り組みに反映することと定められています。
- 組織体制
- 重点区域における良好な景観を形成する施策
- 歴史的風致維持向上施設の整備及び管理に関する事項
- 文化財の保存及び活用
- 効果・影響等に関する報道
- その他
令和3年度太宰府市歴史的風致維持向上計画進捗評価シート [PDFファイル/10.14MB]
<2> 総括評価
総括評価は3年毎に実施することとなっていたため、平成26年度から28年度までに実施した事業に関する評価を平成28年度に実施しました。その後制度の変更に伴い、総括評価に代わる中間評価を令和元年度に実施しました。
平成28年度太宰府市歴史的風致維持向上計画総括評価シート(自己評価)(PDFファイル:1.02MB)