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第三次太宰府市地域福祉計画
太宰府市では、「地域福祉」の推進を目的として、「太宰府市地域福祉計画」を策定しています。
「地域福祉」とは、地域でともに暮らす人々が、性別や年齢、障がいの有無、経済的な格差などに関係なく、お互いに支え合い、助け合いながら、住み慣れた地域で安心して暮らしていけるような地域社会を、みんなで築いていく取り組みのことです。
近年の日本では、少子高齢化の急速な進展に伴い家族規模が縮小し、家族で支え合う機能が弱くなっています。加えて、生活形態の多様化に伴い、地域での人と人とのつながりが希薄になっています。地域社会のあり方も大きく変化し、孤立死、ひきこもり、介護や子育てをする家庭の孤立、児童虐待や自殺者の増加、貧困の拡大など、地域における福祉ニーズは複雑化・多様化しており、これまでの公的福祉サービスだけで十分な対応をすることが難しくなってきています。
このような状況のなかで、人と人とのつながりを基本として、支援を必要とする人たちの社会参加を促す「ともに支え合う地域社会づくり」のために、「地域福祉」の推進が求められています。
太宰府市の計画は三期目で、平成29年3月に、「みんなで支え合い、いきいきと暮らし続けることができる福祉のまちづくり」を基本理念とし、「支え合う一人ひとりが主人公」を合言葉とする「第三次太宰府市地域福祉計画」(平成29年度から平成33年度まで)を策定しました。
社会福祉法が平成30年4月1日に改正されたことにより、計画の一部修正を行いました。
第三次地域福祉計画(改訂版)(PDFファイル:5.55MB)
計画の策定後は、市としての実績や今後の予定に関する報告書や計画書を作成し、太宰府市地域福祉推進委員会にて報告し、意見をいただきました。
- 第三次太宰府市地域福祉計画実施報告書(令和2年度) [PDFファイル/1.19MB]
- 第三次太宰府市地域福祉計画取り組み計画書(令和3年度) [PDFファイル/1.15MB]
- 第三次太宰府市地域福祉計画取り組み総括(平成29年度~令和3年度) [Wordファイル/48KB]
策定の流れ
現状・課題の把握
市民アンケート
無作為に選んだ20歳以上の1,000名の市民を対象に、「地域福祉」に関するご意見をお聴きするため、アンケートを実施しました。ご協力を頂いた市民の皆さまにおかれましては誠に有難うございました。
関係団体等ヒアリング
地域で活躍する人の「地域福祉」に関するご意見をお聞きするため、自治会や民生委員児童委員協議会など、地域福祉に密接に関係する団体にヒアリングを実施しました。ご協力を頂いた団体様におかれましては誠に有難うございました。
分野別課題調査
地域福祉の第一線でご活躍されている専門職の「地域福祉」に関するご意見をお聞きするため、無作為に選んだ市内の介護保険サービス事業所、保育園及び幼稚園に、分野別課題調査を実施しました。ご協力を頂いた事業所様におかれましては誠に有難うございました。
関連課ヒアリング
第二次太宰府市地域福祉計画の進みぐあい把握、各施策の検証および第三次太宰府市地域福祉計画策定に向けた庁内部署の状況把握のため、関連課ヒアリングを行いました。
- 表紙、報告書の見方、体系表(PDFファイル:5.7MB)
- 「進捗管理を行う重要項目の達成度」、基本目標1(PDFファイル:9.04MB)
- 基本目標2(PDFファイル:11.35MB)
- 基本目標3、基本目標4(PDFファイル:10.1MB)
計画素案の検討
調査結果を検討・整理して計画素案を作成し、太宰府市地域福祉推進委員会に諮問しました。
その後、委員会で審議が行われ、答申を受けました。
パブリック・コメント
太宰府市地域福祉推進委員会からの答申後に、パブリック・コメントを実施しました。
実施期間
平成29年2月1日(水曜日)から平成29年3月2日(木曜日)
意見書提出者数
0人