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九州国立博物館特別展「ポンペイ」12月4日まで開催中

ページID:0024943 更新日:2022年11月8日更新 印刷ページ表示

失われた古代ローマが太宰府へ

 海外交易で栄え、文化・芸術・高度な技術などによって豊かな暮らしをもたらしたものの、火山の噴火により一夜にして埋没した古代ローマの都市・ポンペイ。出土した壁画や彫像、装飾品など日本初公開を含む125件を通じ、当時のさまざまな階級の人々の暮らしが垣間見られる特別展「ポンペイ」が、12月4日(日曜日)まで九州国立博物館で開催されています。
堅琴奏者の家石膏像
(写真左)「堅琴奏者の家」(復元) (写真右)「女性犠牲者の石膏像」=ナポリ国立考古学博物館

 紀元79年のヴェスヴィオ山の大噴火により、当時の人々の生活空間がそのまま封印されたポンペイ。1748年の発見から、現在に至るまで発掘調査が続けられています。展示は6つの章から成り、作品を通じて建築や宗教、文化、芸術などポンペイの社会全体を理解できる構成になっています。

 「ポンペイレッド」としても知られる鮮やかな赤色のフレスコ画、当時流行していた細密なモザイク装飾、ふっくらとした姿そのままの「炭化したパン」など有名作品がずらり。また、水道のバルブからは当時の職人が水力学の分野で高い技術を持っていたことを証明し、装飾品や器などからは造形美や精緻さ、加工技術の高さなどがうかがえ、豊かさがもたらした技術の発展も読み解けます。
犬モザイクパンアクセサリー
​(写真左)「猛犬注意」=ナポリ国立考古学博物館  (写真中央)「炭化したパン」=ナポリ国立考古学博物館  (写真右)「エメラルドと真珠母貝のネックレス」=ナポリ国立考古学博物館

 同展の見どころの一つが、人々の生活をわかりやすくするための再現展示。当時の邸宅を復元した空間のなかに作品を展示したことで、ポンペイの町へ足を踏み入れた感覚が味わえます。
悲劇詩人の家
「悲劇詩人の家」(復元)

 

詳細は、九州国立博物館まで(ハローダイヤル050-5542-8600 9時~20時/年中無休)。

 

【会期】 2022年10月12日(水曜日)~12月4日(日曜日)
【会場】 九州国立博物館(太宰府市石坂4-7-2)
【開館時間】 日曜日・火~木曜日 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
                     金曜日・土曜日[夜間開館]9時30分~20時00分(入館は19時30分まで)
【休館日】 月曜 ※11月28日(月曜日)は開館
【料金】 一般1900円、高大生1200円、小中生800円

 

 

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