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九州国立博物館特別展「北斎」 6月12日まで開催中

ページID:0020792 更新日:2022年5月9日更新 印刷ページ表示

天才絵師・葛飾北斎の名作から日本初公開作まで展示

 自らを「画狂老人」と呼び、最晩年まで旺盛な制作活動で高みを目指し、ゴッホやドビュッシーにも影響を与えた江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎。代表作「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」や、全場面を展示するのは日本初の連作「日新除魔図(宮本家本)(にっしんじょまず みやもとけぼん)」など、北斎の晩年の作品を紹介する特別展「北斎」が6月12日(日曜日)まで九州国立博物館で開催されています。

 三章と特別公開で構成される同展で、第一章の冒頭を飾るのが「冨嶽三十六景」。赤富士で知られる「冨嶽三十六景 凱風快晴(がいふうかいせい)」や、海外では「The Great Wave」で親しまれる「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」など、誰もが一度は目にしたことのある名作がお出迎え。

神奈川沖浪裏
「​​冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」葛飾北斎  江戸時代・天保元~2年(1830-31)頃  大阪・和泉市久保惣記念美術館  
展示期間:4月16日(土曜日)~5月15日(日曜日)

 「日新除魔図」は、80歳を過ぎて病や火災などの災難に遭った北斎が、日課として魔除けの獅子を描いた約200枚の連作。全場面を展示するのは今回が初めてで、門外不出のため同館でしか見ることができません。また、描いた月日に合わせ、カレンダーのように作品を展示しているので、自分の誕生日や記念日を探して楽しむこともできます。

展示作品1展示前景

 北斎の作品のうち、重要文化財に指定されているのは3点のみ。同展では、そのうちの2点「日新除魔図(宮本家本)」「二美人図」を展示しています。

 会場出口を飾るのは、北斎作品を独自に解釈したパロディ作品で知られる漫画家・しりあがり寿の「太陽から見た富士山」などの3作。思わずにやりとしてしまう世界観です。

 同展は、前期<~5月15日(日曜日)>、後期<5月17日(火曜日)~6月12日(日曜日)>で大きく展示が変わります。

 

詳細は、九州国立博物館まで(ハローダイヤル050-5542-8600 9時~20時/年中無休)。

 

【会期】 2022年4月16日(土曜日)~6月12日(日曜日)
【会場】 九州国立博物館(太宰府市石坂4-7-2)
【開館時間】 日曜日・火~木曜日 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
                     金曜日・土曜日[夜間開館]9時30分~20時00分(入館は19時30分まで)
【休館日】 月曜 ※5月2日(月曜日)は開館
【料金】 一般1800円、高大生1000円、小中生600円

 

 

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