○太宰府市風しん任意予防接種助成事業実施規則
平成31年3月29日
規則第31号
(目的)
第1条 この規則は、乾燥弱毒生風しんワクチン(以下「風しんワクチン」という。)及び乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(以下「MRワクチン」という。)の予防接種(以下「対象予防接種」という。)を受けた者に対し、その費用の一部を助成金として交付することにより、風しんの流行の拡大及び新生児の先天性風しん症候群を予防し、市民の健康の保持及び増進に資することを目的とする。
(1) 妊娠を予定又は希望している女性(妊婦は除く。)
(2) 妊娠希望者及び妊婦の配偶者(パートナーを含む。)
(3) 妊娠希望者及び妊婦の同居者(生活空間を同一にする頻度が高い家族など)
(令元規則48・令5規則87・一部改正)
(助成金の額)
第3条 助成金の額については、10,000円又は対象予防接種に現に要した額のいずれか少ない額を上限とする。
2 この規則による助成金の交付は、同一の者に対しては、1回を限度とする。
(助成金の交付申請)
第4条 助成金の交付の申請をしようとする者(以下「申請者」という。)は、太宰府市風しん任意予防接種助成金交付申請書兼請求書(様式第1号)に、次に掲げる書類を添付して、対象予防接種を受けた日の属する年度の3月の末日までに市長に申請しなければならない。
(1) 被接種者の風しん抗体検査の結果票及び予防接種の履歴が確認できる書類(母子健康手帳など)
(2) 対象予防接種に要した費用が確認できる書類(領収書など)
(3) 対象予防接種を受けた日が確認できる書類(予診票の写しなど)
(4) 妊娠希望者及び妊婦の配偶者、パートナー、同居者(生活空間を同一にする頻度が高い家族など)が接種する場合は、当該妊娠希望者及び妊婦の風しん抗体検査の結果票
(5) その他市長が必要と認める書類
(助成金の交付決定等)
第5条 市長は、前条の規定により助成金の交付申請があったときは、その内容を審査し、助成の可否を決定するものとする。
3 市長は、前項の規定により助成金の交付を決定する通知をしたときは、速やかに助成金を交付するものとする。
(交付決定の取消等)
第6条 市長は、助成金の交付を受けた者が、次の各号のいずれかに該当するときは、当該決定を取り消すことができる。
(1) 虚偽その他不正な手段により助成を受けたとき。
(2) この規則の規定に違反したとき。
2 市長は、前項の規定により交付の決定を取り消した場合において、すでに当該助成金の支払が行われているときは、当該助成金の返還を命じるものとする。
3 前項の規定により助成金の返還を命じられた者は、ただちに当該助成金を返還しなければならない。
(委任)
第7条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附則
この規則は、公布の日から施行し、平成31年1月1日から適用する。
附則(令和元年規則第48号)
この規則は、公布の日から施行し、改正後の太宰府市風しん任意予防接種助成事業実施規則の規定は、平成31年4月1日から適用する。
附則(令和2年規則第19号)
この規則は、公布の日から施行し、改正後の太宰府市風しん任意予防接種助成事業実施規則の規定は、平成31年4月1日から適用する。
附則(令和4年規則第52号)
この規則は、公布の日から施行し、改正後の太宰府市風しん任意予防接種助成事業実施規則の規定は、令和4年4月1日から適用する。
附則(令和5年規則第87号)
この規則は、公布の日から施行し、改正後の太宰府市風しん任意予防接種助成事業実施規則の規定は、令和5年4月1日から適用する。
別表(第2条関係)
(令4規則52・全改)
方法 | 抗体価 |
HI法 | 32倍 |
EIA法(注) | ①の場合、EIA価8.0 ②の場合、30IU/mL |
ELFA法(注) | ③の場合、45IU/mL |
LTI法(注) | ④の場合、30IU/mL ⑤の場合、35IU/mL |
CLEIA法(注) | ⑥の場合、45IU/mL ⑦の場合、抗体価14 |
CLIA法(注) | ⑧の場合、25IU/mL |
FIA法(注) | ⑨の場合、抗体価AI3.0 ⑩の場合、30IU/mL |
(注):使用する検査キット及び同メーカーの名称
① ウイルス抗体EIA「生研」ルベラIgG(デンカ生研株式会社)
② エンザイグノストB風疹/IgG(シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社)
③ バイダス アッセイキットRUB IgG(シスメックス・ビオメリュー株式会社)
④ ランピア ラテックスRUBELLA(極東製薬工業株式会社)
⑤ ランピア ラテックスRUBELLAⅡ(極東製薬工業株式会社)
⑥ アクセス ルベラIgG(ベックマン・コールター株式会社)
⑦ i―アッセイCL風疹IgG(株式会社保健科学西日本)
⑧ Rubella―Gアボット(アボットジャパン株式会社)
⑨ BioPlex MMRV IgG(バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社)
⑩ BioPlex ToRC IgG(バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社)
(令4規則52・一部改正)