(目的)

第1条　この規則は、介護保険法(平成9年法律第123号。以下「法」という。)第45条及び同法第57条に規定する住宅改修に係る保険給付費(以下「住宅改修費」という。)の受領委任払いを実施することにより、居宅介護等被保険者(以下「被保険者」という。)の一時的な負担を軽減し、介護保険サービスの利用促進を図り、もって、住民福祉の向上に資することを目的とする。

(対象者)

第2条　この制度の対象者は、介護保険を利用して住宅の改修を行う者で受領委任払いの利用を希望し、かつ、介護保険料滞納による支払方法の変更により償還払い給付となっていない者とする。

(受領委任)

第3条　被保険者が住宅改修の施工を受けたときは、被保険者に支払われるべき住宅改修費を、住宅改修施工事業者(以下「施工事業者」という。)に受領委任することができる。

(支給申請)

第4条　受領委任払いの適用を受けようとする被保険者は、太宰府市介護保険居宅介護(支援)住宅改修費支給申請書(受領委任払)(様式第1号)(以下「住宅改修費支給申請書」という。)に次の各号に掲げる書類を添付して市長に申請しなければならない。

(支給決定)

第5条　市長は、前条の申請を受けたときは、申請内容を審査し、制度適用の可否について決定し、太宰府市介護保険居宅介護(支援)住宅改修費支給決定(却下)通知書(様式第2号)を被保険者に通知するものとする。

(変更申請)

第6条　被保険者は、住宅改修費支給申請書に記入された工事内容に変更が生じた場合は、既に交付を受けた給付券を添えて、工事着工前に太宰府市介護保険居宅介護(支援)住宅改修費支給変更申請書(受領委任払)(様式第4号)(以下「変更申請書」という。)により市長に申請を行わなければならない。なお、これを怠った場合、受領委任払いでの支給はできないものとする。

(変更決定)

第7条　市長は、前条の変更申請書を受けたときは、その内容を審査し、その結果を太宰府市介護保険居宅介護(支援)住宅改修費支給変更決定(却下)通知書(様式第5号)により当該被保険者に通知するものとする。

(被保険者負担額の支払等)

第8条　施工事業者は、住宅の改修を完了したときは、施工費の一部として、給付券に記載されている被保険者負担額の支払いを受けるものとする。

(審査及び支払)

第9条　施工事業者は、第3条の規定に基づき住宅改修費の請求を行う場合は介護保険住宅改修費にかかる請求書(様式第6号)に次の各号に掲げる書類を添付して市長に請求しなければならない。

(委任)

第10条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。