○太宰府・奈良友好都市盟約宣言
平成14年6月27日
あをによし
奈良の都は 咲く花の
薫ふがごとく 今盛りなり (巻3の328)
「遠の朝廷」と呼ばれた大宰府に赴任した小野老朝臣が、平城京に思いをはせて詠まれたこの歌はあまりにも有名です。
古代国家にとって大陸との窓口として最も大切な機関であった大宰府。
そこから多くの文化が平城京にもたらされました。
太宰府市と奈良市の文化交流は1300年の歴史があります。
この度、太宰府市と奈良市とはその歴史的な誼を蘇らせ、交流を通じて先人達の積まれた功績に学び、学術・芸術・技術の粋である文化財を活かす、魅力ある個性豊かなまちづくりを期し、友好都市盟約を締結することをここに宣言する。
この盟約宣言は、2部作成し、両市は各1部を保存する。
太宰府市長 奈良市長