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友好都市 奈良市(奈良県)
祝 友好都市提携20周年!
太宰府市と奈良市は、令和4年に姉妹都市提携20周年を迎えました。
友好都市協定締結日:平成14年6月27日
令和4年度中に実施した事業
- 関連書籍特集コーナー「奈良市とのつながり~友好都市提携20周年~」
5月26日(木曜日)~6月19日(日曜日)/太宰府市民図書館
市民図書館に協力いただき、主に国分寺や奈良の寺院、奈良の歴史等の書籍を集めたコーナーを設け、提携経緯を掲示しました。 - 広報だざいふ6月号での奈良市特集・名産品プレゼント企画・裏表紙「太宰府の文化財」での記念記事
10~11ページで提携経緯や奈良市について特集したほか、名産品のプレゼント企画を行いました。また、裏表紙「太宰府の文化財」では、提携20周年を記念して「奈良時代の太宰府」について掲載しました。 - まほろば号でのバナー掲示
6月1日(水曜日)~6月30日(木曜日)/コミュニティバス「まほろば号」車内
提携月の6月に、市内を走るコミュニティバス車内に、20周年を祝うバナーを掲示しました。 - 友好都市記念給食
6月27日(月曜日)/市内小学校
例年行っている記念給食の今年のメニューは、「麦ごはん、牛乳、デジプルコギ、ナムル、わかめと卵のスープ」でした。 - 姉妹・友好都市パネル展
6月21日(火)~30日(木)/市役所1F市民ギャラリー
例年よりも周年である扶餘郡・奈良市についてのコーナーを充実させました。奈良市から提供いただいた写真を中心に、奈良の名所や太宰府とのつながりを紹介しました。 - 楠田 太宰府市長・仲川 奈良市長 対談
7月26日(火)/奈良市
観光、産業、交通、ふるさと納税など多岐にわたる各種施策について意見交換するとともに、今後の両市のさらなる連携や交流についてもお互いに提案を重ねました。市長同士が同学年ということもあり、対談は親しい雰囲気で行われました。 - 奈良市・太宰府市 友好都市提携20周年記念小学生オンライン交流(奈良市大宮小学校・太宰府市国分小学校)
7月13日(水)大宮小学校より、奈良市の世界遺産について発表/11月30日(水)国分小学校より、太宰府市について発表
奈良市の世界遺産学習の成果、太宰府市のふるさと学習・子ども史跡解説員活動の成果を両校の6年生がいかんなく発揮し、ユーモアあるクイズ形式や拍子木を使い注目を集めるなど、工夫を凝らした発表を行いました。
基本情報
奈良時代に平城京が置かれた歴史あるまちであり、国内外から数多くの観光客が訪れる国際観光文化都市です。東大寺や平城宮跡などは「古都奈良の文化財」としてユネスコの世界遺産へ登録されています。
- 友好都市協定締結 平成14年6月27日
- 人口 352,264 人(令和4年4月1日)
- 面積 276.94平方キロメートル
主な名所(イベント)
世界遺産(東大寺・興福寺・春日大社・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡・春日山原始林)、奈良公園、奈良の大仏(東大寺大仏)、奈良町、奈良国立博物館など
若草山焼き
毎年1月の第4土曜日18時15分に打ち上げ花火が上げられ、18時30分から若草山の山肌に松明の火が注がれます。炎は瞬く間に全山に広がり、約33ヘクタールの枯れ野を焼き尽くします。
古都の夜空が赤く染まる光景は壮観です。
なら燈花会(ならとうかえ)
世界遺産に囲まれた奈良公園一帯で毎年8月上旬(10日間)に行われるイベントです。
水面に映るろうそくの灯りと五重塔が美しい猿沢池、広々とした浮雲園地、様々な工夫を凝らした燈火で埋め尽くされる淺茅ヶ原など、2万本のろうそくが美しい灯りを咲かせます。
鹿寄せ
ホルンの音色で鹿を呼び寄せる古都奈良の風物詩「鹿寄せ」は、春日大社参道南側の飛火野と呼ばれる場所で行われ、ナチュラルホルンを吹き始めると、その音色に誘われ、森の奥からたくさんの鹿たちが集まってきてくれます。
奈良でしか見られないのどかな風景となっています。
主な特産品
古都華、大和茶、一刀彫、赤膚焼、奈良漬、柿の葉寿司、日本酒、など
古都華(ことか)
古都・奈良を飾る新しい「華」になってほしい、そんな想いから名づけられたいちごが、2011年に品種登録された「古都華」です。
平均糖度12~13度と、一般的ないちごより甘く、甘さと酸味の絶妙なバランスに加え、つやつやとした濃い赤色と、香りが高いことが特徴です。
大和茶
奈良のお茶のはじまりは、1200年以上前にさかのぼります。奈良市東部の自然豊かな山間部に位置する大和高原が主な産地の「大和茶」は、朝晩の寒暖差が激しい気候、豊富な水源、肥沃な大地に育てられています。
すっきりとした風味と、淹れた瞬間から広がる香りの良さが魅力です。
一刀彫
一刀彫は、豪快な木彫りの人形に金箔や岩絵具などで施した彩色が特徴である工芸品です。能楽、舞楽、鹿などの伝統的なデザインの作品を始め、多様な題材の作品があります。
干支やひな人形、五月人形など、季節の祝い事を彩る作品もあり、現在も多くの方から親しまれています。
赤膚焼(あかはだやき)
赤膚焼は、現在の奈良市西ノ京丘陵一帯で作られている焼物です。伝統的なデザインの作品だけでなく、歴史を感じさせながらも可愛らしさがある奈良絵という絵付けを施している作品もあります。
茶碗やコーヒーカップなど、実用性も兼ね備えた作品が数多くあり、贈答品としても人気があります。
マスコットキャラクター
しかまろくん
奈良市観光協会マスコットキャラクター「しかまろくん」は、奈良公園のアイドルとして多くの方に親しまれている鹿をモチーフにしたキャラクターです。奈良市を訪れる人々に古都奈良の魅力を伝え、国内外において魅力あふれる奈良をPRしています。
- 性別 男の子
- 性格 のんびりや
- 好物 鹿せんべい
- 好きな場所 奈良公園
- 誕生日 4月6日
友好都市提携の経緯
友好都市協定締結 平成14年6月27日
奈良時代の大宰府は、西海道(現在の九州)の管轄と大陸との外交を司る役所として設置され、遠の朝廷(とおのみかど)とも呼ばれました。また、奈良の東大寺戒壇院とともに日本の三戒壇の一つが筑紫の観世音寺に置かれ、総国分寺である東大寺に対して筑前国の国分寺として筑前国分寺が建立されるなど、多くの歴史的なつながりや共通点を持っていることから、本市の市制施行20周年にあたる平成14年に「東大寺サミット」が奈良市で開催されたのを機に、友好都市提携に関する協定書を締結しました。
主な交流
- 奈良市友好・姉妹都市物産フェア 太宰府市ブース出展(平成23年度から継続)
- 小中学校での友好都市献立給食(平成26年度から継続)
- 太宰府市立中学校修学旅行 奈良市訪問(平成27年度から継続)
- 太宰府市民政庁まつり 奈良市ブース出展(平成30年度・令和元年度)
- 友好都市10周年記念交流イベント開催(平成24年度)
- 太宰府市民訪問団 奈良市訪問(平成22年度)
- 太宰府市選抜少年スポーツチーム 奈良市の大会へ参加(平成15年度・16年度)
- 奈良市民の船 太宰府市訪問(平成14年度・15年度)
友好都市10周年記念イベント
奈良市友好・姉妹都市物産フェア
関連ホームページ
観光PR動画
奈良市について学ぶ
奈良の世界遺産学習 もっと奈良っちゃう!Web<外部リンク>
奈良にある世界遺産について学べるサイト。
年表や世界遺産、見どころ等が、分かりやすくまとめられています。
薬師寺の西塔が東塔より1.4mも高く作られた理由、一夜にして社殿が突如後ろを向いたと伝わる神社の話、田園風景の中から地名を頼りに平城宮跡を見つけた話など、古都ならではの興味深い逸話も掲載されています。