太宰府について
市長のメッセージ
太宰府市コミュニティバス「まほろば号」の運行改正について
平成10年4月に「内山・三条地区及び太宰府西地区コース」の運行を開始し、その後、平成11年6月には「水城・国分コース」、平成14年4月には「北谷・松川・三条コース」、平成16年2月には「都府楼コース」がそれぞれ運行を開始し、今日に至りました。
運行開始から今年で10年が経過し、4月には「まほろば号」の定時運行を目指して、ダイヤと運行方法の改正を行いました。
このコミュニティバス「まほろば号」は、市役所をはじめとする公共施設や最寄の駅を結ぶ公共交通機関、特にバス路線の新設を望む市民の声に応える形で導入に踏み切った経緯があり、今後、高雄地区方面、東観世方面の新規バス路線についても、平成21年4月1日運行開始に向けての諸準備に入ります
「まほろば号」運行の主旨・目的
- 市内に点在する公共施設などを点から線へと結び、その利便性を確保し、生涯学習都市の実現を目指す。
- 高齢者や障がい者、子どもなどの交通弱者が、気軽に安心して地域社会に参画できるように配慮し、健康で生きがいのある福祉社会の確立を図る。
- JRや西鉄など、公共交通機関への利便性が低い空白地域に、通学や通勤、買い物などの交通手段を確保する。
- 市民や観光客が、特別史跡「大宰府跡」をはじめとする数多くの重要文化財や遺跡などを循環できる交通手段を確保する。
- コミュニティバスなどの公共交通機関を利用することによって、市内の交通渋滞の緩和を図る。
当初、内山〜太宰府西地区コースは、1日15〜16往復31便(1循環19km・約63分・バス停35ヶ所)、水城・国分コースは、1日13〜14往復27便(1循環17km・約56分・バス停21ヶ所)で、乗車運賃は初乗り(約2km〜4km)180円、最高200円、高齢者、障がい者(介護者含む)及びこども等には補助制度を設けてスタートいたしました。
その間、利用される皆様からのご意見等を聴きながら、絶えず改善を行うとともに、車内にはポスターや電光掲示板による市政情報の提供や、通学・通勤者を対象とした「1ヶ月フリーパス券」の発行、車内有料広告の導入なども行い、平成14年1月からは運賃を全区間一律100円(重度障害者及び介護者は全額補助制度適用)に改定しました。
10年を経過した中で最大の課題は、市内の東端から西端まで1路線で1周1時間以上かかっており、朝・夕等の交通渋滞に巻き込まれると一日中ダイヤが回復しないという状態の解消です。
今回は、西鉄都府楼前駅を起点として各路線を独立化し、1便当りの走行距離を短くすることによって、ダイヤどおりに運行できるようにし、同駅から発着したバスが約20分間隔で大宰府政庁通りを運行するように、ダイヤと運行方法を改正しています。
大佐野・吉松線、国分・水城線では、これまで乗り継ぎ無しで市役所やいきいき情報センターまで行くことができていたものが、今回の改正を行ったことで乗り継ぎが必要になり、市民の皆様からは不便になったとのご指摘が多く寄せられていますが、西鉄都府楼前駅をバスセンター的機能を持った「乗り継ぎ駅」とすることにより、定時運行と効率性を高めることを目指しています。
また、大佐野・吉松方面から、北谷、国分方面に乗り換える場合は、路線毎にその都度100円が必要でしたが、今回の改正では「乗継券の発行」で目的地まで初乗り料金(100円)で利用できる「乗り継ぎ制」も導入しており、より多くの皆様にかわいがって頂き、気軽にご利用頂けるように、運行方法とダイヤの改正に踏み切りました。
さらに、携帯電話やパソコンを利用してコミュニティバス「まほろば号」の運行情報(現在のバスの位置やバス停への到着予測時間)などを検索できるサービスを始め、「外出前に乗車予定のバスが現在どのバス停にいるかを調べたい」、「今日は天気が悪いので、なるべくバス停で待たずにバスに乗りたい」など、バスをご利用の皆様にリアルタイムにその情報を流しています。
本市の高齢化率は平成20年4月末現在で19.9%となっており、これからもますます高齢化は進み、これに合わせて「まほろば号」の需要はさらに高まるものと考えています。
今回の改正についてはもう少し時間をかけて検証していきたいと考えていますので、市民の皆様には、ご理解とご協力をお願いいたします。
平成20年5月7日 太宰府市長 井上 保廣