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平成24年2月

2月5日(日曜日)

「太宰府 梅ばやし隊」発足式(太宰府館まほろばホール)

 「太宰府 梅ばやし隊」(木村敏美会長)の発足式が本日盛大に行われました。「太宰府 梅ばやし隊」は、まほろばの里太宰府を本拠にして、太宰府の伝統行事でもあり、厄落としのために梅の木を天満宮に奉納する「梅上げ」行事のお囃子をはじめ、「にわか」などの伝統芸能を様々なイベントに参加、出演しながら、後世に伝えていくために結成された団体です。現在会員は市民を中心に九州国立博物館ボランティアの方々など大人から子どもまで合わせて50人ぐらいだそうです。「太宰府 梅ばやし隊」は直前まで「宰都 梅ばやし隊」という名前にする予定にされていましたが、太宰府市の中に「宰都」という住所があることから急遽、「太宰府」に変更することになりました。
 主な活動は、「梅上げ」行事になくてはならない三味線のお囃子や、九州国立博物館での子どもイベントに「にわか」としての参加、他市で行われる伝統芸能の見学などで、子どもたちのための三味線などの伝統芸能教室も開きたいとおっしゃっていました。まずは310日、18日の「梅上げ」行事が活動本番のようです。太宰府の伝統行事を次の世代に伝えていくためにこのような活動をするということは大変素晴らしく、また重要なことだと思います。「梅ばやし隊」の今後の活動が息の長いものとなり、その存在が多くの市民の方々に認知されますよう期待しています。
 今日は式典の後、会員の皆さんによる「稲刈り」や収穫後に土地の氏神様に五穀豊穣を感謝する「宮座」の儀式、その後の「直会(なおらい)」など、かつての太宰府ではどこにでも見られた伝統行事を寸劇にしたものや「梅上げ」行事での三味線のお囃子や「博多にわか」なども披露されました。
 「太宰府 梅ばやし隊」としては太宰府の「梅上げ」行事でのお囃子は、すべて「隊」に任せてもらいたいという希望があるそうです。これから、初老、還暦を迎える市民の皆さんで「梅上げ」行事をご計画されている方は太宰府の伝統芸能を守るという意味でこの「太宰府 梅ばやし隊」にご依頼ください。

2月3日(金曜日)

太宰府市母子寡婦福祉会との行政懇談会(総合福祉センター)

 市内の母子・父子家庭の親で組織されている太宰府市母子寡婦福祉会(小田壽子会長)との行政懇談会がありました。太宰府市母子寡婦福祉会は様々な理由で母子家庭等のひとり親のご家庭や、寡婦となられた方々を励ましながらお互いを支え合う団体で、女性のための相談事業なども行っています。

 太宰府市母子寡婦福祉会は、「ひとり親のご家庭では生活のことや就業のこと、子どもの教育のことなどで悩んでおられる方も多いはず。そのような方は特に一人で悩まずに相談してほしい」とおっしゃっていました。
 また、近年、会への加入が少なくなっており、特に若い世代の方々の考え方がつかみにくく、ニーズに合った事業が展開できていないと悩んでおられました。このため、これからは会員数の増加を目指して何がしかの取り組みをされるそうです。母子家庭のお母さん方はもちろん、近年増加している父子家庭のお父さんにも会員になっていただきたいとのことでした。
 今後も本市はひとり親家庭の福祉向上に努めてまいりますので、母子寡婦福祉会の皆さまにおかれましては引き続きご支援、ご協力をお願いします。

神本美恵子文部科学大臣政務官が来庁(市長応接室)

 神本文部科学大臣政務官が今日、西鉄二日市操車場跡地から出土した大宰府政庁客館跡(推定)の視察のため、急きょ来宰されました。福岡空港到着後そのまま車で現地に向かわれ、本市の文化財担当技師の説明を聞かれた後、午後から市役所で発掘した佐波理(さはり)や奈良三彩(ならさんさい)などの貴重な出土品の数々を間近に見ていただきました。神本政務官は参議院比例区九州ブロック選出で筑前町出身だそうで、以前はこの筑紫地区でも教職員をなさっていたそうです。客観跡発見の情報は12月にマスコミ発表してから新聞などで読まれて既にご存じだったそうですが、実際に現地を見ながら、また出土品を見ながらの市担当者の説明を聞いて、その重要さに改めて驚かれている様子でした。
 私は政務官に対して、「市としてはこれを後世に伝えるべく、保存活用計画を立てて早期に買い上げたい。そのために早期に史跡指定をお願いしたい。」ということを訴えました。
 政務官からは「大きな発見をされました。市が進めている『まるごと博物館構想』にも勢いを与える発見ですね。あとはこれを市民の皆さんにどんな形で伝えていくかが大事ですね」と言われました。また、随行された国

の文化財行政を取り仕切る文化庁記念物課長は「発掘されたものはどれも優品(ゆうひん)であり、貴重なもの」とおっしゃっていました。
 しかし、国から史跡の指定を受けるには、さらに学術的整理をする必要があり、市としても現在その作業を急いでいるところです。本市には全国で60か所しかない特別史跡のうち、大宰府政庁跡、大野城跡、水城跡とすでに3か所があり、これは29.58㎢という狭い市域面積から考えても類のないことです。この客館跡が本市で4つ目の特別史跡に指定されるようなことになればさらに驚くべきことです。それはかつての太宰府の地が、わが国の歴史を見るうえでいかに重要なところだったかということを物語っているとも言えます。

2月1日(水曜日)

下野正人さん 自作の生ごみ処理機開発の報告(市長室)

 自宅で生ごみ処理機の開発に取り組んである下野正人さんが、ご自身で考案された生ごみ処理機を持って来庁されました。下野さんには、以前、試作品を紹介してもらっていましたが、今日お持ちいただいたのは、それに改良を加えたもので撹拌が容易になるようにポリバケツを横に配置した円筒型の生ごみ処理機(ケンタ号)です。
 常に改善を加えながら目標をもって行動につなげていくという姿勢は、健康な毎日を送る秘訣でもあり、作品の説明をする下野さんの目は本当に輝いていました。この他にもごみを圧縮してごみ袋に入れる知恵なども話され、生活の中から生まれた環境問題へ取り組む姿勢には感心させられました。
 一人一人が環境について考え、ごみの減量やリサイクルを進めていけば市全体のごみも大きく減量できると思います。特に「生ごみのたい肥化」は、「ごみ減量」と「再資源化」という一石二鳥の取り組みであり、市でも積極的に取り組んでいるところです。
 同席された三条台区自治会長の貞富さんも、「目の前にたくさんの資源があるにも関わらず、それが活用されていないのをみると残念です。市をあげてごみ減量大作戦に取り組むことが必要です。」と言われました。
 みなさんの一つ一つの取り組みでごみの減量やリサイクルを推進し、経費の削減にもつなげていきたいと思っています。

  地域サポートカー「まほろば号湯の谷地域線」運行1周年記念式典
                          (湯の谷公民館・湯の谷西公民館)

 昨年22日から湯の谷区(川井弘道自治会長)と湯の谷西区(花田和代自治会長)で試験運行していた地域サポートカー「まほろば号湯の谷地域線」が路線開設1周年を迎え、本日、両自治会それぞれの公民館で手作りの素晴らしい記念式典が開催されました。
 「まほろば号湯の谷地域線」のような地域サポートカーの運行は、道幅が狭く、通常のまほろば号の車両では通行できないような地域において、その地域の特性に合った公共交通を確保する手段として、また地域の高齢者の外出支援策の一環という意味合いも持っています。
 全国的に地域の公共交通として大切なはずの「路線バス」は、赤字が原因で次々に廃止されています。地域の方々にも単に要望するだけではなく、路線開設後もそれをどのようにして定着させ存続させていくかを一生懸命考えていただいており、この一年間も事業採算ラインとなる乗車率を達成させるために、地域の中で、住民アンケートの実施をはじめ、様々な取り組みを行なってこられました。また、市担当部署とも毎月1回、利用状況を見ながらの協議が行なわれています。
 その結果、「まほろば号湯の谷地域線」は一便当たり4.1人、年間で延べ7000人弱の利用がありました。採算ラインまであと少しですが、この一年間の取り組みからこのバスを本気で地域で育てていこうとしていらっしゃる住民みなさんの熱い思いというものが感じられ、今日の2つの式典でもそれが伝わってきました。
 皆さま本当にありがとうございました。湯の谷区、湯の谷西区の皆さまには引き続き「まほろば号湯の谷地域線」のご利用をお願いします。

湯の谷公民館

 湯の谷公民館での式典では、川井自治会のご祝辞や湯の谷区の利用者を代表して江田豊吉さんから路線開設へのお礼のごあいさつなどがあり大変恐縮してしまいました。式典後には地域の方々に作っていただいた温かい白玉ぜんざいと手作りケーキをおいしくいただきました。また湯の谷区にお住いの徳江有知さんが作成し、湯の谷区内で配布された手作りの時刻表もいただきました。その後、定刻どおりに到着したまほろば号に乗って次の式典会場である湯の谷西公民館に向かいました。

湯の谷西公民館

 湯の谷西公民館にまほろば号が到着すると待ちわびた約50人の地域の方々が手に持っているクラッカーを一斉に鳴らしました。まほろば号を降りた私もこのクラッカーの音と公民館前で1周年を祝う住民の多さに大変驚かされました。式典では花田自治会長のごあいさつの後、みんなで手作りの甘酒やコーヒー、お茶などで楽しいひと時を過ごしました。

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