平成28年度「人権講座ひまわり」の報告をします!

人権講座ひまわりは、平成9年度にスタートし、今年で20回目を迎えました。

8月から12月の第1金曜日の夜講座(19時~21時 太宰府市南隣保館)に加えて、11月は第3日曜日に昼講座(14時~16時)を太宰府特別支援学校にて行っております。

あらゆる人権問題の根っこに共通して存在する「差別」に気付き、「差別」をなくす、一人ひとりの行動へとつながることを目的とした「学びの場」となっています。みなさんの参加をお待ちしております!

なお講座では、手話通訳、要約筆記、託児(2歳~就学前児童)があります。ご希望の方は事前にご連絡ください。 ひまわり

 

人権講座ひまわり一覧表
日時:演題:講師 感想、自分にできること、印象に残っていること等を一部ご紹介します

第1回

日 時:8月5日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて
参加者数:90名

<演題>
あの日のことは忘れない ~だれもが、人間らしく生きるために~

<講師>
陶山 雪代(すやま ゆきよ)さん/ 私設図書館「鶴畑文庫」

副島 紀身(そえじま きみ)さん/ 「朗読ルミナスの会」講師

朗読風景

講師写真

  • 戦争の悲惨さ、実体験を聞くことで、信じられないけど本当にあったことなのだとつくづく悲しく感じた。

 

  • 感性に訴える朗読と、戦争を体験した陶山さんの講演を通して、経験をしたことのない戦争の悲惨さが伝わってきて、改めて戦争は二度と起こしてはいけないと感じた。

 

  • 私の父も予科練にいたことがあり、母も学徒動員の青春を送った世代です。幼い時から聞いていた戦争中、戦争後の話を思い出し、人権を奪うという視点で両親の話をまた聞きたいと思いました。

 

  • 戦争中に筑紫駅で銃撃があった話を初めて伺いました。当然のことではありますが、具体的にこの近辺の地名が出てきてより戦争を現実的に感じました。

 

  • 最大の人権侵害である戦争について、この時期に考えさせていただき感謝します。

 

  • 「戦争は最大の人権侵害である」この言葉に込められたものを改めて考えさせられた時間でした。

 

  • 戦争体験者の話を聞いたことがなかったので原爆以外の戦争の一端を知ることができました。

 

  • これからは戦争を実際に経験していない自分達がまた次の世代に戦争の悲惨さを伝えていかなければならないと改めて感じました。

 

  • 今回の講座を機に戦争のない平和な世の中になるために自分に「何が」できるのか勉強していきたいと思いました。

 

  • 戦争が始まったら「人権」なんて言っていられなくなるという言葉を聞いて、ハッとさせられました。こんなに人権学習に力を入れ、学校でも研修を重ね、様々な取り組みをしているのに、いざ戦争となれば一瞬で水の泡のように消えてしまうのかな・・・と。これがムダにならぬよう、子どもたちに人権の大切さをしっかり伝えていきたいと思いました。

 

  • 一旦戦争が起これば人権なんてものはない。命は本当に紙一重だなと改めて感じました。戦争体験者の手記の朗読の中で、白血病の子が「一生が短いほど私は幸せ」とありました。本当に戦争ほど悲惨なものはないと感じます。

第2回

日 時:9月2日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて
参加者数:60名

<演題>炭坑節と炭坑夫の生きざま

<講師>
原田 巌(はらだ いわお)さん/ 田川市石炭歴史博物館ボランティアガイド 講座風景


講師写真

  • 初めて参加しました。炭坑節を聞きながら楽しく話を聞けました。

 

  • 炭坑で働く人の思いや当時の生活、家族の思いなどが、炭坑節には込められていることが心に残りました。

 

  • 炭坑で働くのは危険なこと、一生懸命働いても搾取されていたこと、その中でも差別もあったこと・・・。とても印象に残りました。
  • 炭坑で生きる人の暮らしや考え方が炭坑節を通して伝わってきました

 

  • 今の私たちの暮らしを支えてきた人たちのことを、時に意識して生活していきたいと思いました。

 

  • 歌を紐解くと生活が見えてきておもしろかったです。これから童謡など昔の歌を聞くときに、背景を勉強して理解を深めたいと思いました。

 

  • 「大変なとき」を「大きく変わる(チャンス)」ととらえたという話を聞き、何事も前向きにとらえていくことの大切さを実感しました。

 

  • 改めて日本の発展には多くの苦労と犠牲があったのだと感じました。

 

  • 炭坑で働く多くの日本人や、朝鮮の方々が亡くなったという事実や、差別があったこと・・・このようなことを忘れず、また、歴史から目をそむけず、自分達の今の生活を振り返っていきたいと思いました。

第3回

日 時:10月7日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて
参加者数:66名

<演題>私と部落とハンセン病

<講師>
林 力(はやし ちから)さん/ 福岡県人権・同和教育研究協議会顧問

講座風景

 

講師写真

  • 生涯終わるまで学び続けたいと感じました。

 

  • テレビでよく耳にしていたハンセン病に関することを、知識だけでなく実体験で聞くことができ大変勉強になりました。

 

  • まず知ることが大事で、誤解から生まれてしまう問題もあると思いました。しっかりと自分で考えること、色んなことに触れること、他人事ではなく、もし自分ならという意識を持つことは大切だと改めて感じました。

 

  • ハンセン病のことを詳しく知らなかった部分もあり、為になりました。林先生の生きてきた足跡を聞かせてもらい、深みのある学びになりました。

 

  • 林先生が出会われた方の中で、識字学習をした方が「文字を習ったら夕日がきれいに見えるようになった」という言葉が大変印象に残りました。

 

  • 辛い気持ちが自分のものとして感じることが大事だと思いました。

 

  • 「人の話を聞いて学ぶことが大事であり、教材だけで学ばない」という言葉が印象に残りました。

 

  • 実体験をもとに当事者の目線から社会の流れや、家族を含めた他人との関わりなどを聞くことができ、今まで自分が学んで知ってきた「ハンセン病」がどれだけ一方的な見方であり、上っ面の知識であったかを思い知りました。

 

  • 先生自身がハンセン病に対する活動を続けながらも、なかなかご自身の父親のことを話せなかったということを聞き、どれだけ当時、ハンセン病に対して社会の偏見や差別が強かったのか分かるような気がしました。

 

  • 周りに流されずに勇気を持って差別に対して「ダメ」と言っていきたいと思いました。

 

  • 「水や空気のように何となく差別する意識があった」という点が印象的だった。噂やなんとなくで決めつけないこと、自分の物差しで判断しないようにしたいです。

第4回

日 時:11月4日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて

<演題>気づき、行動することで人に優しい地域をつくろう!

<講師>
小西 幸恵(こにし ゆきえ)さん/部落解放同盟福岡県連合会執行委員

講座風景

参加者 風景

 

 

  • ネット上の情報が正当化されている場面もあるということが信じられなかったです。やはり学び続けることが大事だと思います。

 

  • 人権問題は知っているだけではだめであるということ。自分はどう対応できるかを考えることだということが印象に残りました。

  • ストレートに部落問題の課題を話してくれました。それに合わせて他の人権侵害の話と結び付けて語ってくださったのは、多くの人に共感が得られたと思います。ありがとうございました。

 

  • 事実を正しく知る。そして子に聞かれることがあるならしっかり話をし、決めつけや間違った事と認識させないようにしたいです。

 

  • 身近なことの中からはっとさせられることが多くあり、考えねばという気持ちになりました。あっという間の二時間でした。

 

  • 周りの人にアンテナを張って思いやりの心を持っていれば気付けることもあることを知りました。

 

  • どの様な印象から男女を判断するか・・・の話が印象的でした。子ども達に対しても、着る服や好みのものには個人で違いがあることを認識した上で接していきたい。

 

  • 終始一貫して“陽”として語られた講師の先生の姿勢に、毅然とした強いおもいがヒシヒシを感じられ、逆にこれまでの厳しい闘いが思いやられて、その中で培われた、迷わない・ブレない強さを感じました。

 

  • “頑張れ”は他人事 “頑張ろう!”は一緒に! “私たちは相手の会話や行動で相手の価値観を推し量っている”という言葉にドキッとしました。自らの生活を振り返りました。

 

  • 日常何気なく使っている物、公共機関も不便に思っている人は周りにたくさんいるんだなと振り返ることができ、まだまだ身の周りに不便が残っているのだなと思いました。

 

  • 差別の認識や理解がないまま、差別を拡散していく人たちがまだまだいることに恐怖を感じます。特にネット社会で誤った情報が広がっていく中で逆にネットを使って差別をなくすことができると思いました。

 

 

 

 

第5回

日 時:11月20日(日曜日)14時から16時
場 所:福岡県立太宰府特別支援学校 交流ホール

<演題>ひとつの教室から多様性が生まれる ~「福祉創造塾ふれあいの部屋」から~

<講師>
白谷 憲生(しらたに のりお)さん/柚の木福祉会理事長

藤田 智絵(ふじた ちえ)さん/ふれあいの部屋塾長

講師写真

講師写真1120

グループワーク

 

  • ふれあいの部屋を通して、子どもも自分で関わり、障がいというのを知っていく。このことは、言葉で教えられるより理解できると思います。印象に残りました。

 

  • 声に出すことの大切さ。「違いを認める」ということは、頭でわかることじゃなくて、日常生活で心で感じること。一人一人がほんの少し変わることで必ず何かできる。変わる!!ということを学びました。

 

  • 自分と違う人にも、もっと興味が持てそうだと思いました。

 

  • 人の成長を感じて、その高揚感が伝播していくことが嬉しいと感じました。

 

  • 知る場所を作ることが大切であること。小学校の中に作業所があり、日頃からふれあい場が当たり前にあることは素晴らしいと思います。

 

  • 思うこと考えたことを、できるできないに関わらず言葉にして出していきたいと思いました。

 

  • 志免町の話は知りませんでした。知ることができて良かったです。グループワークでは、いろいろな考えを持つ人と話をすることは大事だと思いました。

 

  • “多様性”キーワードとなりました。ちょっとしたことが世界を変える 褒めることが大事だと改めて思い出せました。

 

  • ハンディがあるなしに関わらず、共に生きていくことの素晴らしさを感じました。

 

  • ふれあいの部屋のおかげで、福祉のイメージを子どもたちが明るいと言った事が素晴らしいと思いました。

 

  • 何より作業所のみなさんの笑顔が素敵でした。

 

  • 今回の講座の話を職場で話していきたいです。福祉の取り組みを明るく楽しく知ることができて良かったです。

 

  • 子ども同士のコミュニケーションや、よい所を褒め合える場作りをしていきたいと思いました。

 

  • 「地域の中で生きていくためにはどうするか」を考えて事業を進めている点。「してあげる」ではなく「一緒にする。一緒に生きる」という言葉が印象に残りました。

 

  • グループワークの時間で、グループの中に様々な職種の方々がいて話ができたのが良かった。それぞれに課題を持っていてそれを語りながら、交流できたことに意味があった。今後もこうしたつながる場としても機能するひまわりであってほしいです。

 

  • 藤田先生が歌うように楽しく話をされているのを見て、楽しい職場、イコール利用者さんも楽しんでいるなと感じました。ありがとうございました。

 

第6回

日 時:12月2日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて

<演題>人権落語「笑顔で語ろう人権問題」

<講師>
粗忽家勘心(そこつやかんしん)さん/内浜落語会 会員

講師写真

講座風景

  • 本日の講座を聞いて、躊躇せず行動していこうと思いました。

 

 

  • 人と人の接点がある事の大切さに気付きました。今、「障がい」と言われることを、ひとつの個性として、全てを受け入れる 落語の良さに感動しました。

 

  • 落語の考えと人権のつながりについて 初めて聞き、とても印象に残りました。「差別はめんどくさい」この言葉が「差別をやる必要なし」と聞こえ(感じ)印象に残りました。

 

  • 自分も障がいを持つ方のサポートをする仕事をしているので、再度接し方や言葉使いを振り返りつつ、お互いが楽しく過ごしていけるよう、日々考えたいと思います。

 

  • 本日の講座のように、子どもにも笑いを通して自然に大切なことを取り入れてもらえるよう工夫してみたいです。

 

  • 子ども達への教育と同時に「目」を養う力を身に着けたいと感じました。

 

  • 人に対して温かく接したり、柔らかい態度をすることは、周囲に良い影響を与えると思いました。今日の講座で気付くことができ、もう少し仕事や生活で優しくなれそうです。

 

  • 落語と人権が私の中で初めてつながりました。落語のように多様性を受け入れて続いてきた伝統はほかにはないと思う。350年の歴史ある伝統を大切にしたいと思いました。

 

  • 人権問題は「みんな同じ」という考え方がベースなのだと、気付かされました。

 

  • 現代では、「あの人はこうだ」と見た目や外見で対応したりする部分がある。「自分も相手も同じ人間だ」と何も思わず接するのが今からの世界で大切だと思いました。

 

  • 「この人は、こうだからこのような支援が必要」という気持ちも大切だが、自分の中にある「みんな同じように接する難しさ」を少しずつなくしていきたい。

 

  • 「人間みんないっしょ」という人権の核となる大切なことを教えていただきました。

 

  • 「落語とは人の業を肯定する」という広い心を持って何でも受け入れることができるようになりたいと思います。

 

  • 現在は身分はなくても「分けよう」とする心があることもいること にはドキリとしました。

 

  • 障がいのある方と、線を引いている自分に気づかされました。どの子も笑っていられる環境を目指したいと思いました。
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