平成29年度「人権講座ひまわり」の報告をします!

人権講座ひまわりは、平成9年度にスタートし、今年で21回目を迎えました。

8月から12月の金曜日の夜講座(19時~21時 太宰府市南隣保館)に加えて、11月昼講座(14時~16時)を太宰府特別支援学校にて行っております。

あらゆる人権問題の根っこに共通して存在する「差別」に気付き、「差別」をなくす、一人ひとりの行動へとつながることを目的とした「学びの場」となっています。みなさんの参加をお待ちしております!

なお講座では、手話通訳、要約筆記、託児(2歳~就学前児童)があります。ご希望の方は事前にご連絡ください。

 

ひまわりのイラスト
人権講座ひまわり一覧表
日時:演題:講師 感想、自分にできること、印象に残っていること等を一部ご紹介します

第1回

日 時:8月3日(木曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて
参加者数:108名

<演題>
戦争の記憶をどう伝えるか                                   ~原爆朗読劇「母と子の写真集2」を通して~

<講師>
河野 敏生(かわの としお)さん/那珂川北中学校 教諭

講座の様子講座の様子

  • 平和学習がなくなっている今、色々な形で平和について考える機会をつくっておられることに感動しました。

  • 母から戦争の話きいておきたいと思いました。

  • 子どもたちの平和劇は本当に涙がこみあがってきて感動しました。

  • 戦争は最大の差別なんだということを強く確心しました。

  • 先生の実践をもとに、平和教育の在り方についてとても貴重なお話を聞くことができ、平和への意識を高めることができました。

  • 反戦のため立ち上がる子どもたちの力強さ、パワーを感じました。

  • 「演じることで疑似体験する」子どもたちが心から戦争反対を願って朗読劇をしていることが伝わってきました。

  • 中学生の子どもたちが一生懸命に劇にとりくむ姿に頼もしさを感じました。

  • 反戦を訴える必要性、人権の大切さを学びました。

  • 子どもたちや若い世代に戦争をどう伝えるか、改めて考えさせられました。

  • まず戦争について事実を知り、受けとめなければいけないと思います。

  • 昔のことだから関係ないと思わず、自分のふるさとが戦場になるかもしれない、二度と戦争をしてはいけないという思いを持ち続けたいと思います。

  • 「戦争は遠い戦場だけでなく自分の国、自分のふるさとが戦場になる。被害者にも加害者にもなりうることを歴史が証明しいます」という言葉ご心に残りました。

  • 8月6日の出校日がなくなりつつあることを初めて知りました。本当の悲惨さを伝えない反戦学習はないと思います。。

第2回

日 時:9月1日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて
参加者数:142名

<演題>語られなかった「水俣病」~公式確認から60年経ったいま、考える~

<講師>
永野 三智(ながの みち)さん/水俣病センター相思社 常務理事


講座の様子講座の様子

  • 水俣病のことを言い伝えていくこと、昔のことではなく今もなお発病していることに驚きました。

  • 差別の構造には直接関わっている人だけでなく周りの何もしない人も組み込まれているように思う、常に関心をもち自分の頭で何が正しいかしっかり考えていきたい。

  • 今まで学習したことも事実ではあるけれど、知らなかったことがたくさんあったことを知ることができました。立場によって利害関係もあり水俣病に対する考えが、異なることで複雑になってしまうことにおそろしさを感じました。

  • 今も差別や偏見が続いていること、それに立ち向かっている人たちがたくさんいることで、事実を歴史を正しくしることの大切さを感じました。無関心が一番罪だと思います。

  • もう一度水俣病闘争を学びたいと思えるようになりました。

  • 水俣病が公式認定された当時漁業者の割合が3%だったと聞いて驚きました。

  • 差別の構造が社会の中にあったから水俣病が発生、拡大していったことや、現在も「水俣」に対する差別も続いている、差別の重みを再確認しました。

  • 水俣出身と言うことができないという点に差別への怒りを感じました。水俣出身というだけで差別されてしまうことに驚きました。

  • まだまだ水俣病の問題が終わっていないということ、今日においても出身地を言うことに不安をもってしまうような社会であるということを気づくことができました。

  • 知らないことが多すぎました。出会ってきた患者さんの声が印象深かったです。

  • 間違った認識が刷りこまれるとそれが負の連鎖となってなかなか断ち切ることができない恐ろしさです。そして、水俣が「過去」のこと「歴史の中の1つ」と私も思ってしまっていた部分もありましたが、今もまだ残る事件として伝えていきたいです。

    差別のせいで今も声をあげられない人たちがたくさんいること、人の命よりも経済を・・・利益を優先にされてきたことに怒りを感じました。

  • 水俣のイメージが強かったですが、鹿児島県にも3分の1の患者いることを知りました。ほかの地域へ行って自分の出身を言えない悲しさを感じます。

  • 何よりも「水俣」を語り継いでいくことだと考えます。

第3回

日 時:10月6日(金曜日)19時から21時
場 所:学業院中学校にて
参加者数:97名

<演題>インターネット社会と子どもの人権

<講師>
古野 陽一(ふるの よういち)さん/NPO法人子どもとメディア

講座の様子

講座の様子

 

 

 

  • メディア技術が愛に勝ることはないと思いました。

  • 改めてネットの危険性を正しく理解しようと思いました。

  • ネットは自分が知るよりも怖いものだと、子どもたちに使わせる前に知ることがきて良かったです。

  • 「ママのスマホになりたい」のうたが印象的でした。自分も気をつけようと思いました。

  • 自分の子どもともう一度スマホ・SNSについて話してみようと思いました。

  • 家にかえって、今日聞いた話の一部でもじっくり伝えたいと思いました。

  • 子どもに対して当てはまることだけではない。大人にも当てはまる内容で、全てが印象的でした。

  • 知らずに受け入れようとしていることがこわいですね。何事にも、まずは「知る」ことが大事だと感じます。

  • 顔をあわせて話すことを大切にしていきたいと改めて思いました。気軽に写真や思いをネット上にあげられる時代だからこそ、起こるトラブルを防げるよう子どもたちに伝えたいです。

  • 改めて考えると、子どもが話している最中にLINEをしていることがあります。今日の話は自分自身が大切にしたいです。

  • ネットに関する約束を大人が決めるのではなく、子供と一緒に考えるという点にハッとさせられました。

  • 子どもの権利は、大人と子どもと一緒に話しながら守っていきます。

  • 優しい気持ちになれました。と同時にネットの怖さも痛感しました。

  • 人と人は顔を見ながらの関係が一番大切だと思い出させてもらいました。

  • 子どもとの対話はもちろんのこと、大人はもっと話し合うことの大切さを子どもたちに伝えないといけないと思いました。

第4回

日 時:11月2日(木曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて 参加者数:96名

<演題>水平社宣言と山本作兵衛コレクション~世界記憶遺産の取り組みを通して~

<講師>
森山 沾一(もりやま せんいち)さん/福岡県人権研究所 理事長

講座の様子

講座の様子

 

  • 時代の移り変わりが山本作兵衛さんの一枚の絵に込められていることを知りました。

  • 歴史に学んで未来を切り開くことを大切にしたいと感じました。

  • 子どもたちにふるさとにほこりを感じてもらえるように生活します。

  • 水平社宣言の価値を伝えていきたいと思います。

  • 福岡には誇りに思える人物がいることを伝えていきたいです。

  • 努力することで、何か変えることができるかもしれないということを伝えていきます。

  • 今、自分ができることは何か歴史を学んで行動したいです。

  • ほめて育てることを重点に後輩や子供、孫達と関わりを増やしていきます。地域の独居老人の方々と毎週かかわりを続けていきます。

  • 水平社宣言を世界遺産化することに取り組んでいることを知り実現に向けて何かできないかと考えてみました。

  • 「一度限りの輝く人生を目指そう」という言葉が一番印象に残りました。

  • 人生について考えさせられる講座でした。何ができるかというのはむずかしいですが、まずは色々な事を知る目を持つこと、状況に満足せず次なる目標を持っていける人になっていきたいと思います。

  • 地元の「宝」の掘りおこしをやってみたいと思いました。地図づくりを通して聞き取りをやろうという話をしていた所なので、頑張ります。

  • 負けない強さ、やさしさ、たくましさを山本作兵衛さんの生き方から感じました。

  • 次世代の社会をつくる子ども達に残せるものが何か具体的に考えて伝えていかなくてはいけないと感じました。行動します。

  • 水平社宣言のすばらしさを学び直し子どもたちに伝えたいです。

  • 世界に誇れる、日本人が忘れてはいけないものが選ばれることを切に願います。

  • 周辺の方に話をしていくこと。日常の中で「おかしいことはおかしいと言える」自分になります。

  • 久しぶりに水平社宣言をじっくり読み胸にせまるものがありました。

  • 作兵衛さんが20才まで字がかけなかったが子どもの時に絵をほめられた事で90才ま で絵や文字を残せた事がすごいと思いました。

 

 

第5回

日 時:11月12日(日曜日)14時から16時
場 所:福岡県立太宰府特別支援学校 交流ホール 参加者数:80名

<演題>色んな人がいるから面白い~障がい者がイキイキと働いている理由~

<講師>
那波 和夫(ななみ かずお)さん/株式会社障がい者つくし更生会 専務取締役

講座の様子

講座の様子

 

 

  • 一人ひとりの考えを受けとめたり、その人を成長させる、認める関わりを作り上げていきたいです。
  • 決めつけの考えを自分がしてないか振り返るきっかけとなりました。
  • 「○○だからできないはず」という考えを捨てなければと強く感じました。
  • 自分自身にも間違いや偏見があることを常に頭におくことが大切なことに気づきました。
  • 自分の主張ばかりするのではなく、相手の言い分をしっかり聞くことで問題解決に近づくことができることを忘れません。
  • 「障がい」がある子もない子も、まずは色んな人がいることを知り認め合うことができるようなクラスを作っていくことが第一歩なのだと感じました。
  • 相手のことを知りたいという気持ちや、「どうして」と聞いてみることを忘れてしまっているのではないかと感じました。
  • 自分が予期していないことを子どもがしたときに、違うことをしたからと否定的に受けとめない。どうしてこんなことをしたのか、その子の行動のすることに努めていきたいと思いました。
  • 私たちの「当たり前」を押しつけるのではなく、まずそれを受けとめ「どうして?」をきけるようになりたい。
  • 「障がい」を持っている方を、自分自身の尺度で「~が苦手、できない人」「社会的に弱者であるから助けねばならない」というように偏見に満ちた見方、考え方をしていたことに気付かされました。
  • ひきこまれていく感じで、時間たつのがあっという間でした。がんばろうという気持ちになりました。
  • 春日大野城リサイクルプラザのきれいさにびっくりしました。
  • 「障がい者つくし更生会」に視察に行ってみたいです。

 

第6回

日 時:12月8日(金曜日)19時から21時
場 所:南隣保館にて                                           参加者数:103名

<演題>すべての子どもが輝くために~子どもの背景を見つめて~

<講師>
染原 レイ子(そめはら れいこ)さん/子どもの習・活支援教室からーぼっくす 理事長

講座の様子

講座の様子

 

 

  • 本当に通級・特別支援にでいいのか、みんなと同じ学級内でできる事を先生、親、子で探すことが大事だと思う。
  • 子どもたちの姿を思い浮かべながら聞いていました。これからの仕事や自身の生活のためにもさらに勉強して学んでいきたいと思います。
  • 苦手な部分を克服されせることだけに力を入れるのではなく、得意なことを伸ばすという事を大切にしようと思いました。
  • 「できない・分からないことを、できる・分かるようにすることが教育のプロ」であると思います。「できない」を子どもたちのせいにしてはいけないと思いました。
  • 「診断があるから支援する」ではなく、診断がぎりぎりでなかった子、気になる子がいるということを頭に入れながら支援や工夫をすることが大切だと思いました
  • 特別支援という名のもとに通常学級と支援学級と分けるのではなく、「しょうがい」の有無にかかわらず、インクルーシブの立場で子どもたちと関わっていきたいです。
  • 担任している子にとってどうすることが本当にいいのかを、交流学級の担任と十分に検討し合っていくことが大切だと思いますし、ぜひ、そうしていきたいと思います。
  • 差別をしないことは当たり前で、差別をなくすために何ができるか考えていきたいです。
  • いいことさがし、たくさん見つけていこうと思います。
  • 自分自身も子どもに対して、「できない事」を責めてしまうことがありました。できる事に着目して長所を伸ばしていきたいなと思います。
  • 「~しなさい」と指示するのではなく、何が苦手なの?何が原因か?しっかり考えて一人ひとり向き合いたい。
  • 保育士として一人ひとりの子どもと向き合い、その子が輝ける場を些細なところからつくっていきたいと思いました。
  • 保健室で、集団になじめない子、自信がない子と多く関わります。子どもの居場所になる存在になっていきたいと思いました。
  • 「なまけている」と決めつけず「つまずき」と捉えていきたいです。ただ「ちゃんとしなさい」ではなく、明確な支持をしたり、言い方を変えてあげたりします。それがみんなが輝くことにつながると思いました。
  • なぜそうなるのか考え、1人ひとりに合った対応をしていきます。
  • 「背景」に目を向けて「見えている姿」だけで考えてはいけないことを感じました。
  • 人はそれぞれ得意、不得意があること。周囲の人が子どもたちの能力がのびるためのきっかけづくりをしていくかが大切だと思いました。
  • 窓口などお客さんの対応で、その人の背景に合わせた説明や対応ができるようになりたいです。そのために見えている姿から隠れている要因を考えるようにしていきます。
  • 「一人の力ではない、いろいろな人と連携しなければ」と強く感じました。
  • ただ「気になる」で終わらせず「何故そのような行動になるか?」を考えていきたいです。
  • 自己実現を一緒に叶えていける支援者になりたいと思いました。
  • 「通常学校でもう少し伸ばせるのではないか・・・考え直す時期にきていると思います。」
    という言葉が印象的でした。
  • 目の前の子は、何に困っているか、実態を多面的に視てその子のためにできることを考えていきたいと思います。
  • 本日の講座を聞いて、躊躇せず行動していこうと思いました。
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